先週公園に行った時、池で卵をあたためていたクイナ科の鳥、バン(鷭)のお母さん。もしかしたらとちょっと期待ながら様子を見に行ったら、雛が小さい顔を見せていて、ピーピーと情けないほど小さい声を出していた。そうした子供たちを、お父さんとお母さんが寄り添いながら愛おしそうに見ていて、ああ、来た甲斐があったと嬉しくて仕方なく、じ~と観察。心にたくさんの幸せが広がった日でした。
「私たちの子供たち、かわいいわね」 「ボクとキミの子だもん、当然だよ」 |
「あらッ、お腹がすいたみたいで、口を開けてないているわ」 |
「そうか、それではまた何かおいしそうな物を探して来るね」 「お願い。でも気を付けてネ」 |
「キャーッ、大変」 |
大きなカモたちが、勢いよく向かってきたのです。 |
「子供たちを狙っているんだわ。こわ~い。早く戻ってきてッ!!」 |
「カモを全部追っ払ったよ、もう安心。子供たちも無事で何よりだ」 |
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