2023年7月3日

暴動に荒れるフランス。でも、公園は平和そのもの。

 ナンテールでの17歳の少年が警官に打たれた事件が元で、怒りの暴動が全国にひろがり、5日経った今でも収拾がつかないフランス。当初は公共施設が攻撃の対象だったのが、今では関係のない商店まで被害にあっている。若者たちが略奪したり、車に火を付けたりするので、それに巻き込まれないようにと、どの町でも必死に呼びかけている。特に夕刻から危険なので、夜9時以降の路面電車やバスの運行も取りやめている。

幸いなことに、公園ではそうしたことが、まるで別世界のことのように、憩いの場のままでいる。マロニエの緑色の実がなり始め、修復工事が終わった池では、カモたちがゆったり泳いでいる。こうした平凡な日常の光景を見るとほっとします。

のんびり歩いてたら、突然、草むらからカモの親子が出現。

ママン、どこに行くの?
そんなに早く歩かないで。
脚が短いから、もっとゆっくり歩いてよ~。グワッ、グワッ、ピーピーピーッ・・・



あっ、池だ。池に行くんだねママン。
今日はいよいよ泳ぎ方を教えてくれるんだね、ワ~イ、ピーピー
絶好の場に巣を作って、卵をあたためているお母さん鳥。
これを目にしたからには、気になるから数日後にまた様子を見にいかなくては。
ところでこの鳥、生物に詳しい友人に聞いたら鷭という鳥だそう。
水辺に生息する鳥で、クイナ科なのだそう。と言われてもさっぱりわからない。
私にはカモにしか見えないけれど。


ラベンダーの香りがあたり一面に漂う晴天の日でした。
ラベンダーはストレスを和らげる効果があるから、都会にこそ必要。