2017年1月27日

高級なジュエリーに心を奪われた日

毎年1月と7月のオートクチュールウィークには、ファッションだけでなく、ハイジュエリーのニューコレクション発表もあり、ひときわの華やぎを四方に放つパリ。

ブシュロンのアイビーをテーマとしたゴージャスなネックレス。
こうした夢のようなジュエリーを見ていると、例年にない寒波も気にならない。それが女性というもの。

シャンデリアが輝く階上のサロンの壁には、
今回のジュエリーテーマのアイビーが飾られ、自然の中にいるようです。
皆、コートの襟を立てながら、足早に数件のジュエリー店を回り、ニューコレクションにため息をつく。かつて豪奢な邸宅だったブティックの上階で、ドリンクとおつまみのサーヴィスを受けながら、ハイジュエリーを目の前て観賞するのは、ほんとうに心地よい。

ショーメのメインテーマはリボン。
ホワイトダイヤモンドとピンクダイヤモンドが微妙に絡み合う、
アシンメトリーなデザインが限りなくコンテンポラリーで、躍動的。
宝石が放つキラメキは体の奥深くまで届き、刹那的ながら、自分がいつもより高級になったような錯覚に浸れる。

「ピアノの詩人」ショパンが暮らし生涯を閉じた部屋かと思うと、
感慨もひとしお。ナポレオン皇帝ご用達だったショーメならではのサロンです。
これって、精神にとてもいいと思う。 精神にいいことがあれば、体にもいい影響を与えると信じ、こうしたお誘いにいそいそとこまめに顔を出すのです。、

2017年1月24日

ディオール主催、華麗な仮面舞踏会

仮面舞踏会会場のロダン美術館。
その外壁のライトアップが、未知の世界への期待感を膨らませます。
ディオールのオート・クチュールのショーが行われた1月23日夜遅く、仮面舞踏会が催されました。22時から翌朝2時まで続く仮面舞踏会の会場となったのは、ショーと同じロダン美術館内庭。

美術館のエントランスから内庭に設置した特別会場までは、
芝生が続きます。
その両サイドにキャンドルが灯され、
一角獣に扮した本物の馬たちが黒いマント、黒い仮面の男性と勢揃い。

ヴェネティアで発祥した仮面舞踏会は、身分を隠して楽しめるので、17世紀、18世紀のヨーロッパ宮廷でもてはやされていました。人生を楽しむことに才知を発揮するフランスでは、貴族も競うようにオーガナイズしていました。

植木で作った迷路を通り会場内に入ろうとすると、
見上げるばかりに背が高いピエロさんが、
こちらからどうぞと手招きしてくれる。
仮面舞踏会というと、フランス王妃マリー・アントワネットとスウェーデンの名門貴族フェルセンの出会いがすぐに浮かびます。こうした歴史上のロマンティックな出来事もあったために、期待で心が弾むのも無理ないこと。

一歩中に入ると、皆、歓声をあげます。
幻想的な世界が目の前に展開するからです。
イケメンのガルソンからシャンパーニュを受け取り、
身も心も弾ませながら奥へと進む。
インヴィテーションに「ソワレの装いで」と書いてあるからには、やはりそれなりの仕度をしなければ。お面を被るからメーキャップ とヘアは簡単でいい。問題は連日マイナスの寒い気温の中、仮面舞踏会にふさわしいドレスを選ぶこと。

深い森の祭典に招かれたような雰囲気の中に、
かつての宮廷の食卓のようなビュッフェセッティング。
きらびやかで目眩が起きそう。
通常、ソワレには薄い布地の服を着るけれど、この寒さには合わない。
あれこれ考えて選んだのが、黒いラメのドレスの上にキルティングを施してあるちょっと派手な色のジャケット。これで一応「ソワレの装い」らしくなりホッと安堵のため息。
このように女性はいつも服装で頭を悩ますのです。

ソワレにはブラックドレスが人気。
仮面をつけた着飾った女性、タキシードの男性。
会場の装飾とよく似合います。
まるで映画の一場面を見るよう。

舞踏会にふさわしい豪華なドレスのマヌカンが、
随所でムードを盛り上げます。
会場に着くと、黒服に身を固めた美しい青年が勢ぞろいでにこやかにお出迎え。しかも礼儀正しく親切。
中央に向かっていくと、高い天井からツタのように種々様々な植物が、ライトの中に浮かびながら 詩情あふれる空間を作っている。一瞬、パリにいることを忘れるほど素晴らしい。
私たちも負けずに華やぎを散りばめました。
軽快なミュージックが途切れることなく流れ、それに合わせて体を揺らせながら、談笑をエンジョイする思い思いの服装と仮面の招待客。
着飾ってお面をつけ、異なった人になって思いっきり楽しめ仮面舞踏会は、パリのソワレにぴったりです。

2017年1月23日

パリの犬たち 112

あたらしいファーストレディーと同じ装い。
アメリカ大統領のメラニア夫人が就任式で着ていた淡いブルーのお洋服、
とってもステキで大評判。
おしゃれに敏感なワタシも、さっそく同じようなブルーのコート。
でもハイヒールをはかないワタシの足は
冷たい道路に悲鳴をあげる。
ママンが気をきかせてフカフカのバッグに入れてくれたお陰で、
おしゃれを楽しみながらお散歩できるの。


2017年1月22日

寒くても、おいしいレストランには行く

これほど長く寒い日が続くのは珍しいパリ。
できるだけ外に出ないですむように、食料品もたっぷり買いだめして、これで数日間は大丈夫、と思っていたら、賢三さんからお電話。

賢三さんとのお食事はいつもカウンター。
「TOYO に行かない?」
と誘われれ、断ることなど絶対にしない。
寒さが一気に飛んでいって、いそいそと仕度する。
その間にも心が弾んで一刻も早くと寒空の下に出る。

レストランに着くと、ナンとまあ、この寒さに打ち勝ってディナーに来ている人の多いこと。満席なのです。

寒さで凍ったような表情が、一歩店内に入ると笑顔に変る。
美味を味わうためには、マメなのですね。嬉しいのですね。

ホタテ、ウニ、ミョウガの絶品。
ミョウガはフランスにないので、日本からのお取り寄せ。


ラングスティーヌとクレソン。
器も凝っています。

鍋料理もご覧の通りおしゃれ。
2回もおかわり。


抹茶をアーティスティックに散りばめた
お気に入りのバニラアイスとあずきのデザート。
あまりのおいしさにおかわり。

温かい逸品が次々と出てきて、幸せ度最高。
賢三さんとご一緒だと、メニューは見ない。
黙っていてもシェフの中山クンが、好みと季節に合ったお料理を作ってくださるのです。

だから心も体も元気いっぱいになります。
寒くてもまた行きたい。

2017年1月19日

メトロの駅名は語る 22

Quatre septembre 
キャトル・セプタンブル (3号線)
 
皇帝ナポレオン3世。
この駅名は日付を表していて「9月4日」という意味です。1870年9月4日、共和国宣言がなされたのです。それまではナポレオン三世が治める第二帝政でした。

セダンで捕虜になったナポレオン3世。
ところがドイツとの戦い、普仏戦争最中の1870年9月2日、ドイツ国境近くのセダンでフランスは敗れ、皇帝はそこで捕虜になります。

1870年9月4日、
パリ市庁舎で共和国宣言をする議員レオン・ガンベッタ。
それを知ったパリで共和制樹立の運動おき、9月4日、議員レオン・ガンベッタが共和国宣言をします。この重要な日をオペラ座近くの道路名とし、メトロも同じ名が付けられたのです。

2017年1月18日

寒い冬を過ごす鳥たち

毎日トップニュ-スは、寒さに震えるフランスをはじめとするヨーロッパの様子。
映像を見ているだけで震えてしまう。シベリアの寒波におそわれているそうです。

人がまばらな公園。
朝だけでなく、午後もマイナスという予報を見て、これは大変と食料品をたくさん買ってくる私。そういう日には外に出ないで、冬ごもりしたいからです。

餌がもらえるかと、期待に胸を膨らませてよってくるカモたち。
何もなくてごめんネ。心が痛みました。
でも、ちょっと心配になって公園の鳥たちはどうしているか見に行ったら、案の定、人がいなくて寂しそう。
池に近寄ると、カモたちが餌をもらえるのかと、先を争ってよってくるではないですか。ああ、何か持ってくるべきだったとすごく後悔。

木には葉がないし、お花も咲いていない。人間もいない。
どうしてだろう、と哲学者みたいな表情のカモメさん。
今度はパンをいっぱい持ってくるからね、と一応言ったけれど、理解しなかったのか、信用しなかったのか、無視してスイスイと行ってしまいました。

こういう気候のとき、彼らはどのように飢えと寒さから身を守るのでしょうね。
気になるからまた行ってみようかな、パンを持って。

2017年1月17日

パリの犬たち 111

冬の寒さにも負けず・・・
ボクたちとっても強いから、
コートも着ないでドッグシッターとジョッギング。

体をきたえることが大切だワン。
ものごと、気の持ちようで変わるから、
「寒くない」と心で強くおもうと寒くない。
こころがけて、ネ。