2017年1月22日

寒くても、おいしいレストランには行く

これほど長く寒い日が続くのは珍しいパリ。
できるだけ外に出ないですむように、食料品もたっぷり買いだめして、これで数日間は大丈夫、と思っていたら、賢三さんからお電話。

賢三さんとのお食事はいつもカウンター。
「TOYO に行かない?」
と誘われれ、断ることなど絶対にしない。
寒さが一気に飛んでいって、いそいそと仕度する。
その間にも心が弾んで一刻も早くと寒空の下に出る。

レストランに着くと、ナンとまあ、この寒さに打ち勝ってディナーに来ている人の多いこと。満席なのです。

寒さで凍ったような表情が、一歩店内に入ると笑顔に変る。
美味を味わうためには、マメなのですね。嬉しいのですね。

ホタテ、ウニ、ミョウガの絶品。
ミョウガはフランスにないので、日本からのお取り寄せ。


ラングスティーヌとクレソン。
器も凝っています。

鍋料理もご覧の通りおしゃれ。
2回もおかわり。


抹茶をアーティスティックに散りばめた
お気に入りのバニラアイスとあずきのデザート。
あまりのおいしさにおかわり。

温かい逸品が次々と出てきて、幸せ度最高。
賢三さんとご一緒だと、メニューは見ない。
黙っていてもシェフの中山クンが、好みと季節に合ったお料理を作ってくださるのです。

だから心も体も元気いっぱいになります。
寒くてもまた行きたい。