2014年9月12日

ロイヤルなカルティエのコレクションとディナー

9月11日に始まったビエンナーレで、宝石商の王カルティエが、その名にふさわしいロイヤルな作品を104点も展示。それを観賞する人々も高尚な気分に浸れる心地よいひと時です。

イギリスのメアリー妃所有だった
パールを使用した逸品。

石のクオリティそのものがロイヤルであり、その石に最大の価値を与えるデザイン、それを実現する熟練職人のノウハウがそろって誕生するロイヤルなジュエリー。それは、高揚感を与えないではいない。

目が覚めるばかりの輝きを放つ
ルビーを中心として、優雅なドレープを
描く豪奢なネックレス。
そうした作品に心を奪われたあとは、
著名なレストラン、タイユバンでこれまたロイヤルなディナー。カルティエ・ジャパン社長をはじめとする日本のコミュニケーションの方々、本社役員、そして日本のメディアを代表する方々。
全員で18人。

このディナーのために2階の個室をふたつも借り切って、まず、シノワヅリーの装飾の部屋でシャンパンを傾けて乾杯。

カルティエ
インターナショナル・コミュニケーション・ディレクターと
婦人画報編集長、出口由美さん。話が弾みます。
30分ほどの談笑の後は、そのお隣の建築当時の装飾が残る情緒あるお部屋で、美味と美酒を堪能。さすが立派なカーヴを持つタイユバンだけあって、どのワインも涙がでそうなほど美味しい。

このところ会食続きで体重が気になってきたけれど、今宵はそれを忘れて心から味わう。
再会を約束しながらレストランを出ると、黒塗りのお車がたくさん待っていて、全員をお送り下さるという、どこまでもロイヤルなカルティエ。

出版したばかりの本「カルティエを愛した女たち」の賞賛の言葉もたくさんいただいて、最高に幸せな日でした。