パルマンティエ (3号線)
ルイ16世の時代の農学者であり、薬剤師だったアントワーヌ・パルマンティエの名が駅名になっていますが、彼の名は日本人にはあまりお馴染みではありません。
けれどもパルマンティエは、誰にも親しまれているじゃがいもを普及した重要な学者なのです。
18世紀の偉大な農学者アントワーヌ・パルマンティエ。 |
じゃがいもを普及するために、パルマンティエは様々な工夫をしますが、そのひとつは畑を兵士に守らせ、いかにも貴重な食べ物であるかのように見せかけたことです。
ルイ16世に じゃがいもの花をプレゼントするパルマンティエ。 |
可憐なジャガイモの花。 |
それにしても、きれいなお花を咲かせるのですね。マルシェやスーパーに並んでいるのしか見たことがなく、お花が咲くことも知りませんでした。
メトロの駅名の連載を書きながら、たくさんのことを学べます。