「最近買ったの? 日本のもみじ?」
と、矢継ぎ早の質問。
「そう、日本のだよ、3、4年前に買ったんだ、きれいだからね」
今まで何度も訪問しているのに、全く気が付きませんでした。多分、以前には紅葉していなかったので無視したのかも。ゴメンナサイ。それにしても美しい。まるで日本にいるように思えてしばらく見とれていたほど。
パリの歴史を刻んだ石畳ともみじの紅葉。 詩情あふれる光景が心に沁みます。 |
遥か遠い国で育ったもみじがパリに運ばれ、17、18世紀の敷石がはめこまれている古びた中庭で、生まれ故郷にいるように、けなげに秋の色を披露しているもみじ。異国で豊かな色彩を誇るもみじが愛おしかったし、郷愁にかられたり。
まるで日本にいるようなアンビアンス。 |
日本大好きの長年の友人エルヴェ。 いろいろな国で才能が認められているアーティストです。 |
忘れがたいとても貴重なひとときでした。メルシー、エルヴェ。来年もこの時期に彼のオフィスに行こう。
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