イギリス国王の座を退位したエドワード8世。 |
アメリカ女性シンプソン夫人。 |
エドワード8世が国王の地位を捨てて結婚した相手ウォリスは、ヘンリー王子の妃メーガンと同じアメリカ女性。二人とも離婚歴があり年上なのも共通点。
こうして見ると、イギリス王族とアメリカ女性の結婚は、イギリス本国でスムーズに行かず、世界を驚愕させる結果を生むように思えてなりません。アメリカ女性の明るいオープンマインドは、何世紀にも渡る伝統に包まれて育つ若い王子には、その束縛からの解放であり、明るい自由な未来が確約されているように思え、格別な魅力を感じるのかも知れません。
エドワード8世はウォリスへの愛のために王位を捨てウインザー公爵となり、ヘンリー王子も愛するメーガンの希望で今回の決意を固めた可能性もある。これがイギリス国民に受け入れられないとしても、アメリカやカナダは王子夫妻を大歓迎するだろうし、ウインザー公爵夫妻が生涯を閉じたフランスも、革命を起こした国でありながら、あるいはそれだからこそ王家物語りが大好き。元王族、元貴族をもてはやす人は王室がない国ほど多いのです。
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