伊原純一大使。 フランスは2度目の赴任だそうです。 |
大使のご挨拶の後は、鏡開きと日本酒での乾杯。 |
招待客がそろったころ、大使の日本語とフランス語のスピーチで賀詞交換会が始まり、鏡開き、日本酒での乾杯の後、お正月にふさわしい和食の数々を手にしながら、会話に花が咲きます。この日の話題のトップは何といっても、27日にミシュラン3つ星を獲得した、レストランKEIのオーナーシェフ小林圭さんの偉業。
レストランオープンからわずか9年で、フレンチ最高峰にのぼったのは画期的なこと。しかも圭さんは42歳、若い。日本人で初めてミシュラン3つ星に輝いた小林圭さんは、当日も翌日もフランスのメディアの寵児になり、自分たち日本人シェフに居場所を与えてくれてありがとうと、素晴らしい感想を述べていたのが深く印象に残っています。
顔なじみの4人。 いろいろな機会にお会いしますが、 顔を合わせるとそのたびに歓声があがります。 「今年もヨ・ロ・シ・ク」 |
そういえば数年前の大使公邸でのイヴェントで、圭さんが焼肉をその場で切り分けてサーヴィスしてくださったことがありました。そのお味が今でも忘れられない。これがお肉の本来の味だと初めて知ったかのようでした。その時ご一緒した人たちとその話をし、「3つ星シェフになったからには、もうそのようなことはないでしょうね」「レストランに行かなくてはね」「でもお値段も上がるでしょう」「とても行けそうにない」「でも、ランチならどうにかなるかも」など、会話はつきません。
12時に始まった賀詞交換会は約2時間続き、お寿司の他にお雑煮やお汁粉もあり、おいしくてどちらもおかわり。やはり日本のお正月はいい。
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