2023年9月1日

「おむすび権兵衛」 すごいブーム

 パリでの日本食ブームはますます盛ん。お寿司や焼き鳥といったクラシックな和食は、すでに数10年の前から定着しているけれど、最近は150~200ユーロもするセットメニューしか出さない高級なお店ほど繁盛している。それに対してヤングジェネレーションが愛用するラーメン屋さんは、毎月のように増えている。BENTOも大人気。こういった軽食はどこも長い行列なのに、食に関しては粘り強く、おとなしく並んでいる。

連日すごい行列の「おむすび権兵衛」

最近特に大ブームになているのはおにぎり。和食レストランでも食べられるけれど、「おむすび権兵衛」が一番おいしいと評判。プライスは信じられないほど手ごろだし、量が多く、種類も豊富。塩味は1,10ユーロで、サーモン、昆布、高菜、梅干し、チキン、カレー、ツナマヨなどは2,50ユーロから。まるでコーヒーの値段。白米もあるし玄米もある。

握りたてのおむすびを紙で包んで、紙袋に入れてくれるので
持ち運びが便利。
我が家に戻ってお皿に入れると、
一挙に日本の香りが漂って、一刻も早く食べたくなる。
見分けがつくように、昆布とサーモンをおむすびの上にのせている配慮が素晴らしい。

目の前で炊き立てのご飯で作っているので、新鮮だし安心感がある。販売員が日本人というのも信用を高めていると思う。テイクアウトだから長い行列でも、どんどん進むから全く気にならない。無休というのもありがたいし、サイコーに美味しい。きっと上等なお米を使っているのでしょう。

BENTOもあるので、次回はそれを試そうと、もうその気になっている。おむすび2個、鳥のから揚げ2個、卵焼き、枝豆で9ユーロ。抵抗しがたいBENTO。