ルイ15世がデュ・バリー夫人に出会ったのは1769年で、国王は59歳、夫人は26歳。王妃も公式愛妾だったポンパドゥール夫人も失っていたルイ15世は、特定の女性がいませんでした。
側近たちは代わる代わる、国王が気に入りそうな女性を紹介し、恩恵にあずかろうと必死になっていた時に、悪賢いジャン=バティスト・デュ・バリー伯爵が、自分の愛人ジャンヌ・ベキュを王に会わせる手はずを整えます。彼女はデュ・バリーの愛人だっただけでなく、多くの貴族相手の娼婦もさせられていたのです。つまり高級娼婦だったのです。
国王の公式愛妾になる女性は貴族の称号がなければならないとわかると、ジャン=バティスト・デュ・バリー伯爵は独身だった弟ギヨームを利用し、多額のお金と引き換えに書類上の結婚をさせます。このようにしてデュ・バリー伯爵夫人になった元高級娼婦は、ルイ15世を魅了し、公式愛妾の座に治まったのです。
ヴェルサイユ宮殿3階に暮らすようになったデュ・バリー夫人は、アートに造詣が深かっただけあって、家具もオブジェも彼女の趣向をこらしたものばかり。そのどれも品格があり夫人の高尚な感性が伝わってきます。すでに2度訪問し撮った写真が数枚あるので、ご紹介します。
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| 親しい貴族夫人たちと、コンサートやゲーム、会話 を楽しんでいたサロンのひとつ。 |
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| フェミニン極まりないベッドルーム。この左手にドアがあり、 それを開けると国王の図書室に直接行ける木製の階段があります。 |
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| ベッドルームの暖炉の上に飾られているルイ15世の胸像。 |
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| 奥まった所にある図書室。 |
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| デュ・バリー夫人が特に気に入っていたイス。 マリー・アントワネットと同じように、バラとピンクが好きでした。 |
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| セーヴル焼に愛着を抱いていて、多くの磁気をオーダー。 特にブルーが好きだったそう。 |
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| 広々としたバスルーム。 |
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| 別室で沸かしたお湯をバスタブに入れていました。 |
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| ルイ15世の2階の居室と、 3階のデュ・バリー夫人の部屋の行き来に使用していた階段のひとつ。 |
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| ルイ15世からプレゼントされたルーヴシエンヌのシャトーで、 デュ・バリー夫人は国王に感謝する豪華なソワレを催しました。 1771年9月2日。 |
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| デュ・バリー夫人が4年間暮らしていたのは、右の3階の14部屋。 その真下の2階にルイ15世の居室があり、3つの階段でつないでいたのです。 |
























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