2014年1月1日

新年あけましておめでとうございます。


着物をきると
日本女性になった引き締まりが
生まれます。今年はできるだけ着物を
と思っています。フランス人は
着物大好きな国民なのです


 

2014年がみなさまにとって、
幸せに満ちたいいお年でありますように
心から願っています。

日本のお正月は、心を改めて新たな年を迎える空気が満ちていてほんとうに素晴らしい。清浄な空気が隅々まで漂っているように思えます。

年末の大掃除で家の中を清める習慣、新年に神様をお迎えするために飾る玄関の門松、神妙な面持ちになる初詣、種類豊富で色鮮やかなおせち料理、しかも一品一品に意味がある。一年の計は元旦にありという心がけも
素晴らしい。パリにいて、お正月ほど日本人であることを強く認識する日はありません。

それに比べてパリのお正月はさっぱりしていて、教会でミサがある程度。しかも、カトリックの国民であるにもかかわらず、ほとんどのパリジャンはそのミサにも行かない。1月1日はさすがに休日ですが、2日から仕事。

幸いなことにパリに日本の食材店があり、
そこで出来上がったおせち料理を買うことも出来るし、和食レストランやお惣菜屋さんが予約制で立派なお重入りを作ってくれます。
でも、不思議なことに、パリでおせち料理をいただく気にはならないのです。それは、日本独自のお正月の空気がないからでは?
     いつか日本でゆっくりと味わいたいお正月です。

     今年は馬年。
  雄々しく、それでいて優雅で、 美しい体で精一杯走り続ける馬を見習いたい。
   本年もどうぞよろしくお願いいたします。