2014年1月26日

オランド大統領、ヴァレリー・トリエベレールと離別


「やはり」といった感想が多い、大統領とヴァレリー・トリエベレールの離別です。この発表があってすぐに、道行く人々のコメントをテレビが報道していましたが、ほとんどの人の反応は冷静なもの。

「自分にはまったく関係ないこと」
「大統領といえども人間。長い人生にはいろいろあるもの」
「いいじゃないですか、それだけ彼も若い証拠。自由バンザイ。フランスバンザイ」

パートナーが大統領になってからも、ジャーナリストの仕事を続け、経済的にも精神的にも自分の世界を保ち続けていたヴァレリー・トリエベレール。それでいてファーストレディの役目もこなしてきたのですから立派です。私から見ると、彼女は典型的な知的なフランス女性。どこまでも自分を持ち、信念を崩さず、すべきことを活発にこなしながらもお洒落にも気を配る。だから、フランス女性はいつまでも魅力的なのです。
見習いたいことのひとつです。

フランソワ・オランドのお相手はセゴレーヌ・ロワイヤル、ヴァレリー・トリエベレール、ジュリー・ガイユと世に知られているのは三女性。彼女たちはこぞって美しく、理知的で、情熱を捧げる仕事を持っている。
これほどの女性が揃ってフランソワ・オランドに夢中になったわけだから、彼は女性を魅了する何か素晴らしいものを備えているのでしょう。最近は彼の写真に見入りながら、何が彼女たちの心をそれほどとらえたかと、自分なりに分析しようとしている最中。

ヴァレリー・トリエベレールは前々から予定していた慈善活動のためにインドに旅立ち、フランソワ・オランドは大統領の職務に集中する。

今後は何事もなかったように人々は自分の生活を続けていくのです。