2014年1月6日

ガレット・デ・ロワ

8人用のガレット・デ・ロワ
フェーヴはいずこに?
クリスマスに麗しい姿を見せつけるケーキをいただいて、体重を心配していた直後に、今度はお正月のお餅。焼き海苔をまいたり、お汁粉にしたり、そのどれもおいしくて止められない。
と思っていたら、
またまた抵抗しがたいケーキの日が到来。


キリスト生誕の祝福に駆けつけた
東方の三博士
そうです、1月6日はガレット・デ・ロワの日。年末から売り出すお店が多く、その前を歩くたびに顔をそらせてガマンしてきたけれど、やはりお祝いだから食べなくてはと、フランスと日本のお祝いをすべてこなすこの忙しさ。

キリスト生誕を東方の三博士がお祝いしたこの日を記念して、パイ生地の中にフェーヴが隠れているケーキをいただくのです。
切ったパイの中にフェーヴが入っている人が王冠を被る資格があり、
祝福を受けるのがフランスの習慣。


フェーヴは「そら豆」という意味で、胎児に似ていることから陶器のフェーヴを入れることになったのですが、今では何でもいい感じ。動物やお人形、漫画のキャラクター、クラシックカーまであり、コレクションする人もいるほど。

誘惑がいっぱいの今のパリ
 私が一番好きなのは、
 アーモンド入りの生地のガレット・デ・ロワ。
 あまりにもおいしいので1月6日だけでなく、
 その前後数日間買い 求めるほど。

 今年こそ引き締めたいという決心が、
 グラグラと大揺れしている新年です。