君主国モナコの国民にとって、5月10日は待ちに待った日。生後5ヶ月の愛らしいプリンス、プリンセスの洗礼式が執り行なわれたのです。
快晴に恵まれたこの日、カロリーヌ王女、ステファニー王女、その子供たち他、多数の親族、親しい友人がモナコのカテドラルに一同に集まりした。
白とグリーンの爽やかな花がカテドラル中に飾られ、その中でアルベール二世がガブリエラ王女を、そしてシャルレーヌ妃がジャック王子を胸にだきながら洗礼式に臨み、祝福の言葉、パイプオルガン、賛美の歌が高い天井に向って響き渡ります。
王子、王女ともにディオールの純白のドレスに包まれ、大変ご機嫌の様子。母のシャルレーヌ妃がひときわエレガント。世継ぎを授け、その喜びが顔にあらわれているのでしょう、まぶしいほどのオーラが放たれていました。
式を終え外に出ると拍手が沸きあがり、夢のようなモナコ全土に幸せの花が咲いているような日でした。