11月13日の大惨事から2週間後の27日、アンヴァリッドの「名誉の中庭」で、犠牲者へのオマージュの儀式が行なわれました。
大統領、各大臣、すべての党首、多くの議員、軍人、遺族、警察代表、救助隊代表、数人の負傷者など約2000人が集まった中でのセレモニーは、厳粛で感動的でした。
犠牲者の写真が大きく映し出され、ひとりひとりの名と年齢が告げられ、愛の歌が歌われ、その間、オランド大統領の苦しみに歪む顔が、何度もテレビ画面に大きく写っていました。
沈痛な面持ちの大統領は、その後16分間の演説を行いました。17ヶ国にも及ぶ国籍の人々が犠牲になったこと、多くの希望や将来をもっていた若い命が奪われたこと、この惨事がいつまでも人々の記憶に残り、忘れられることはないこと・・・・
最後に全員で国歌を絶唱。
肌寒い朝の格調高いセレモニーでした。