個人秘蔵のジャコメッティの貴重な作品と、 ジャコメッティの作業風景や コレクターとの友好を語る写真が展示されています。 |
ジャコメッティの代表的テーマ、ブロンズの人物像。 |
ジャコメッティの親しい友人だった哲学者サルトルは、「人間の実在を表している」と評価していたそうです。
手前から、猫、ダチョウ、亀の像。 |
針金のような人物像を目の前に感慨にふけった後、ふと隣に目を移すとブロンズの猫の像がある。エジプトの猫を髣髴させるような姿だけれど、二本足で立っているのが興味深い。
人物像と同じに、これ以上細くなれない姿のダチョウの像もある。
ネズミがガリガリ引っかいているような ユーモラスないす。一番気に入った作品です。 |
亀やネズミもいて、どちらも肉付きがあってなぜかホットしました。
これほどたくさんの動物を手がけていたのを知って、とても勉強になりました。
このオークションハウスは、もともと19世紀の邸宅。 その時代の装飾を残した部屋もあり、 18世紀、19世紀の家具や食器、絵、ジュエリーなどを展示。 壁や天井のリリーフが典雅です。 |