2018年9月21日

香取慎吾さん ル―ヴル美術館で個展

タレントの香取慎吾さんが、ルーヴル美術館の地下にあるシャルル5世ホ―ルで個展を開催しています。会場の入り口に近づいただけで、カラフルで楽しげなアンビアンスが伝わってきます。

中央に頭巾で作ったドームがあり、
意表をついたアイディアに驚かされます。

頭巾を生かした個性的なドレス。
足元にも頭巾が並んでいます。

最初に目に入るのは数多くの頭巾で作ったドーム。柔らかい布地がドームを形成していて、その中に入ると守られているような安心感を感じます。優しさもある。それでいてアート性が高い。そのドームの周囲にはドレスをまとった女性像があり、足元にも頭巾が置かれている。

カラフルでポエティックで夢と希望がある「スケープ・ゴート」。
一番気に入った絵です。

大作の前に長いすがあり、じっくり鑑賞できる配慮がなされています。
小さい作品も結構多い。
絵が豊富でそのどれも色鮮やかで個性的。大小様々な作品でタイトルがないのが多い。多分観る人に、好きなように解釈してくださいということなのでしょう。

カルティエのアイコンウォッチ「タンク」誕生100年記念に創作したオブジェ。
カルティエカラーのレッドとキャンドル、画期的な発案。

「宝箱」というタイトルにふさわしく、
いいものがいっぱい集まっている感じ。

フランスの3色旗が意のままに飾られていて、
自由を尊ぶ国にふさわしい。

この展覧会は「ジャポニズム 2018」の催し物のひとつで、さすが人気者の香取慎吾さん。多くのファンがこの個展のために日本からいらしているようで、香取さんのポートレート前で交代で記念撮影。

香取慎吾さんのポートレートが展示室のほぼ中央に。
多くの人がここで記念撮影をしていました。

でもルーヴル美術館には世界中の人が足を運ぶので、多くの外国人も興味深げに鑑賞しています。彼らがどのようにとらえているか分かりませんが、ポップアートと認められている漫画大国の日本。そうした国ならではのコンテンポラリーな作品と思っているかも知れません。

10月3日まで