ミッシェル・ビゾ(4号線)
クリミア戦争で輝かしい業績をなしたミッシェル・ビゾ将軍を称える駅名。
ミッシェル・ビゾ将軍(1795-1855) |
1853年から1856年まで続いたクリミア半島での戦いのさなかに、黒海の要塞セバストポリを陣取っていたロシア相手に、イギリス、フランス、トルコ軍の連合軍が約1年間戦い、1855年9月11日、セバストポリが連合軍によって陥落。
クリミア戦争のさなか、黒海のセバストポリをめぐり激しい戦闘が繰り広げられ、 ミッシェル・ビゾは勝利を知ることなく命を落とします。 |
皇帝ナポレオンの皇太子をひざにだく、 妃ウジェニー。 |
ミッシェル・ビゾは勝利を見る半年ほど前の4月15日、ロシアの弾丸を受け59歳で世を去りました。ビゾの妻ソフィは夫が亡くなった翌年に生まれた、皇帝ナポレオン3世の唯一の王子の養育係に任命されます。
息子ブリス=アドリアン・ビゾも父のように軍人になり、第一次世界大戦の際に将軍として活躍し、81歳の長寿を全うしました。フランスのために戦った輝かしいビゾ父子です。
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