2016年11月13日

デパートのショーウインドウ

夢の国へご招待しますと、愛らしいペンギンとクマが誘います。

今年のギャラリー・ラファイエットのウインドウ飾りは、落ち着いていてシック。
白い紙で作った動物や装飾が、電気仕掛けで動いたり、色が変わったり。

淡いブルーから徐々に濃いブルーへと変化して
しかも動くのですから見ていて楽しいし、
心身が洗われるほどさわやか。

カラフルなのはそれなりのよさがあるけれど、白のペイパーワークという独創的なアイディアはいかにもパリ的。シンプルでそれでいて人の視線も心もとらえます。

この豪華船にのって
プレゼントいっぱいの宝島に行けるのかしら、
などと夢が広がります。

クリスマスだからといってプレゼント製品を山のように展示しない感性は、パリならでは。品物をこれでもかというほど並べるのは、アジア的趣味のように私には思えます。