結婚式の当日朝、ヴェルサイユ宮殿に到着した マリー・アントワネット。 |
ヴェルサイユ宮殿の王立礼拝堂で執り行われた結婚式。 |
残念ながら、コロナウイルスで特別行事はありません。第一、宮殿も閉まったままでいつ再開するか未定です。
すでに250年経った、というより、わずか250年前だったという印象が強い。それは、多分、繰り返しマリー・アントワネットが語られ、常に時代と共にいるからだと思います。展覧会を開催すると連日長蛇の列ができ、王妃に関する本の出版も後を絶たない。マリー・アントワネットは時空を超えて人々を魅了する比類なき女性だから、人々の関心が高いのでしょう。
王太子はゴールドの輝かしい装い。 マリー・アントワネットは無数のダイヤモンドを散りばめたタフタのドレス。 長いヘアには純白のバラの花を絡ませていました。 |
これらはイギリス元皇太子妃ダイアナにも当てはまることで、マリー・アントワネットとダイアナの共通点です。お二人がいつまでも慕われているのは、勇気を持って行動し、それでいて、女性ならではのエレガンスと気品を保っていた強味があるからでしょう。偶然とはいえ、マリー・アントワネットもダイアナも30半ばの美しい年齢で世を去り、しかも悲劇的な最期をパリで閉じたことまで同じ。不思議です。
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