外出禁止令の緩和が始まると、今までシャッタ―をぴったり閉じていたショップもオープンし、魅惑的な製品がショーウインド―を飾り、立ち止まる人もいるだろうし、路上を走る車も当然増える。歩道にも人が増え、みんながソーシャル・ディスタンスを守るかそれが気がかり。ショップやスーパーは入り口に係り員がいて人数制限ができるから、ある程度は安心。でも、メトロやバスはマスクを義務付けるそうだけど、乗客の人数に制限はないからソーシャル・ディスタンスを保てるわけがない。
でも今はまだ深い眠りに陥っているかのように静かなパリ。もうじきこうした光景が過去のものになるのです。
人の姿も車も見えないオペラ通り。ゴーストタウンそのもの。 |
扉を固く閉ざしたままのパークハイアット・ホテル。 |
2月末に外壁を華やかに飾って、 リニューアルオープンしたばかりなのに、 すぐに閉鎖せざるを得なかったショ―メ。 |
ストップしたままの無人の工事現場。 |
「今後もコロナウイルスと共に生きていかなければならない」と、フィリップ首相が述べているように、今までのような生活に戻れない。とはいえ、ゴーストタウンのようだったパリが、加速度的に元気になって、ある程度の華やぎを取り戻し、多くの人に夢と希望と喜びを与えてほしい。パリはそれに値する街なのだから。
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