コロナウイルスの感染状態、集中治療を必要とする人数、受け入れ態勢などから、危険がある地域をレッドゾーン、それ以外をグリーンゾーンに分け、それに応じて緩和の内容が異なるのです。レッドゾーンは東北部とパリ近郊のイル・ド・フランス。
レッドゾーンのパリは・・・
✿公共の交通機関、メトロなどを使用する場合、ラッシュアワ―の時間帯には雇用者の証明書携帯が必要。
✿公共の交通機関内ではマスク着用。
違反した場合には135ユーロの罰金。
一番うれしいのは100キロ以内の移動に証明書なしでいいこと。今までは外出の度に目的と出発時間を書かなくてはならず、1時間以内、1キロ以内と制限されていたので、正直言って面倒だったのです。それが外出する回数を少なくする政府の目的でもあったのです。違反は135ユ-ロと高い。これは効果を生んだはず。それがなくなるだけで大きな開放感、自由を感じるほどうれしい。
レストラン、カフェ、美術館、劇場、公園などの閉鎖は当分の間続き、様子を見ながら段階的に決めるそう。皆が規則を守り、ウイルス感染者が増えなければ再オープンできるのだから、頑張ってほしい。優等生であってほしい。
制限解除の後もテレワークを薦めていますが、やむを得ず仕事場に行かなくてはならない人の中には、バスやメトロを避けて自転車で移動する人が急増し、自転車が飛ぶように売れているそうです。スクータ―も人気。制限解除で最初にしたいのは何?と質問された人の半数以上が美容院に行くこと。ごもっとも、ごもっとも。
もうじき人や車、自転車でにぎわうようになる大通り。 5月11日が楽しみ。 |
我が家のベランダのゼラニュウムも、 きれいなお花を咲かせて待っています。 |
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