2021年3月22日

3月21日から春

 フランスでは3月21日が春の始まり。きっと何かいいことがあるだろうと、単純な私は早速春らしい光景を求めて公園に。春が始まったとはいえ、まだ寒いのでダウンコートともちろんマスク姿。

期待していた通りマロニエの蕾がたくさん見えたときには、思わず歓声。かわいらしい蕾は、葉がなく、まるで鉄の棒をからめた彫刻のような複雑な枝の先で、天をつくように上を向いていました。これから日に日に蕾を開いて、きれいなお花を咲かせるのです。


勢いよくのびる枝に蕾がいっぱいのマロニエ。


複雑にからむ枝の間から愛らしい蕾を見せるマロニエ。


ロックダウンも寒さも一気に飛んでいったかのように、蕾たちに元気付けられました。それは多分、小さいながらも力強く、上に上にとのびようとしている姿が、強い生命力を発揮していたのでしょう。これからは頻繁に公園に行って、マロニエの日々の成長を見よう。


テイクアウトのランチを食べている人のお隣で、
ナニかを期待している2羽のカラスがかわいい。
正直言ってカラスがかわいいと思ったのは初めて。

春を告げる花とされているヒヤシンスも、あちらこちらに。