町長の家で食事中に 役人が拘束状を手に入ってきた場面の風刺画。 |
身動きできない状態に 陥った国王一家。 |
国民軍司令官ラファイエットの命令で、直ちに追跡隊が四方に送られ、その内のひとつが国王一家がヴァレンヌに向ったことを知り、6月22日朝5時30分その町に到着。
国王一家が町長の家にいることが分かり、2階へと駆け上がり、住民たちもその後に続いてなだれ込みます。
ショワズールが護衛隊と共に遅ればせながら到着していたとはいえ、国民議会が発した逮捕状があるからには、国王といえども従わなければならない。
民衆たちも国王一家を逃すまいと、バリケードを作る。
ヴァレンヌ町長の家で 屈辱を味わうマリー・アントワネット。 |
7時45分、ついにあきらめた国王はパリに戻る決心をする。
もしも、ショワズルとブイエの部隊が一緒に力を合わせたら、その場を切り抜けてベルギーへと逃亡できたはずでした。
けれども、いくつもの不手際が重なり、国王一家はパリへと引き戻される運命を辿るのです。
ブイエ |
ショワズル |