駐仏日本大使公邸に飾られた「マリー・アントワネット展」のポスター。 |
木寺昌人駐仏日本大使と、 カトリーヌ・ペガール ヴェルサイユ宮殿美術館・国有地公団会長。 |
木寺昌人駐仏日本大使、ヴェルサイユ宮殿美術館・国有地公団会長カトリーヌ・ペガール女史から、日仏の友好のためにも、文化交流を深めるためにも、この展覧会がいかに重要であるかそれぞれご挨拶がありました。
200点を超える展示作品から、マリー・アントワネットの生涯や美意識を見られるのは、ほんとうに貴重。絵画、家具、食器などだけでなく、宮殿見学では見られない王妃のバスルームやプライベートルーム、図書室が再現されるのですから、この展覧会は画期的な規模です。
「フランス以外でマリー・アントワネットに最も興味をもっているのが日本です」
と ペガール女史が語っていましたが、その通りです。
展覧会監修員のおふたり。 スクリーンに見えるのは、王妃がコレクションしていた日本の漆器。 展示作品の一部です。 |
いかにも彼女らしく、想像するだけで楽しい。
マリー・アントワネットがいなかったら、ヴェルサイユ宮殿にあの洗練された文化は生まれなかったはず。彼女がいかに秀でた美意識の持ち主だったか、当時の空気にさえも触れられそうな展覧会。
絶対に見逃せません。