2016年10月5日

ディオール本社のサロンでコレクションをじっくり。

ディオール本社のサロンで、プレタポルテの作品を鑑賞。
ディオール・ジャパンの水口さん(右)と伊藤さん(左)とご一緒に。
創業以来男性のデザイナーが続いていたディオール社が、今回初めて女性デザイナーを迎え話題を呼んでいます。イタリア女性、マリア・グラツィア・キウリ。ヴァレンティノで実力を発揮していた経験豊富なデザイナーです。

ロダン美術館でのショーで大喝采を受けた作品を、10月4日、本社のサロンで披露。ここではじっくりと時間をかけて見ることが出来るので、毎回欠かさないようにしています。手で触れられるので素材も分かるし、刺繍や裏地などのディテールのこだわりもよく分かるので、貴重なことです。

マリア・グラツィア・キウリにとって、今回はディオールでの初の創作なので、今までこのメゾンで活躍した複数のデザイナーへのオマージュを込めた作品も数点あり、その心に感激しました。
創立者ディオールだけでなく、その跡継ぎとしてもてはやされたサンローランや、フェレを彷彿するクリエーションは、特に素晴らしかった。

オープンしたばかりの、ディオール ジュエリー・ウォッチ専門店。
本社の道路をはさんだ反対側に、今回のショーに合わせてオープンしたジュエリー・ウォッチ専門店も拝見。ショーウィンドーにも店内にもハイクオリティの作品が並び、ディオール王国の輝きの一部を代弁しているようです。

モンテーニュ通りがさらなる煌きを放つようになり、心は浮き立つばかり。