2016年11月30日

パリの犬たち 105

すご~くびっくり
パパとお散歩していたけれど、もう、びっくり。
なぜって、豆電球があっちでもこっちでもキラキラ。
「どうして?」ってパパに聞いたら
「ノエルだからさ」だって。
キラキラがボクにも移ったみたい。
どう、この輝く瞳は?




2016年11月29日

メトロの駅名は語る 14

Monceau
モンソー (2号線)

2号線の駅ではモンソーを利用する日本人が多いようです。様々なモニュメントがあるモンソー公園が人気だし、18世紀の優美な美術品を堪能できるニシム・ド・カモンド美術館と、東洋美術の宝庫セルニュッチ美術館もすぐ近くにあるし、日本大使館も遠くない。

1778年、完成したモンソー公園の鍵を受け取るオルレアン公。
この界隈にはかつてモンソー村がありました。その一部を国王のいとこの家系にあたるオルレアン公フィリップ2世が買い、風車や列柱、パゴダ、洞窟などがある贅沢で変わった庭園を作らせます。彼はルイ16世処刑賛成に一票を投じ、諸国の王侯貴族を驚愕させた貴族です。もっとも彼自身も後に処刑台で生涯を閉じます。 彼の処刑後、オルレアン公自慢の庭園は国の所有になります。
 
パラシュートの実験をしたジャック・ガルヌラン。
1797年10月22日、モンソー公園でパラシュートの実験が行われました。
それ以前にもパラシュートのような役目を果たしたものがありましたが、現在使用されているパラシュートの発明家はガルヌランです。

オルレアン家の人が住んでいた1803年~1806年の邸宅。
革命数年後、ナポレオンが日の出の勢いで国の指導者地位にのぼっていたころ、モンソーは再びオルレアン家所有となりました。ナポレオンは亡命先から祖国に戻るよう貴族たちに呼びかけ、革命で没収された財産や土地を元の持ち主に返却したのです。

再びオルレアン家の優雅な庭園になったモンソー。1819年ころ。
けれども、1860年、ナポレオン一世皇帝の甥、ナポレオン3世の第二帝政時代にパリ市所有となり、一部が売却され、カモンド、セルニュッチなど大富豪が買い、後に美術館になる大邸宅が生まれたのです。

ジャック・シラクがパリ市長だった時代に、徳川家由来の上野の寛永寺にあった石灯籠のひとつが、日仏友好記念に贈られ、パリ市民に親しまれているモンソー公園は、日本との関係も深いのです。

2016年11月27日

パリの犬たち 104

風が強い日。
風が強すぎて歩きにくいよ。
一歩一歩力を入れるから、すご~く疲れるワン。



目をまともにあけることもできな~い。
やっぱり冬はきびしいなぁ。

2016年11月25日

クリスマス ラヴリーでおしゃれなウインドウ

スイーツの王者「ピエール・エルメ・パリ」
星が元気に飛び散っていて、
喜びがおさえきれないほど大きいことが伝わります。
ここは年中無休の優等生。

クリスマスが近づいて幸せなのは、日曜日もあいていること。
以前は労働組合がうるさくで、休日にオープンなど考えられなかったのです。

バレーシューズから始まった靴のお店「レペット」。
レザーがやわらかく、履き心地満点で疲れない。
私も愛用しています。
それが数年前から変わったのだから、進歩したものです。
よかった、ほんとうにうれしい。

今日は愛らしい装飾で人気のブティックのご紹介。楽しんでくださいね。
ニューヨークを拠点とする愛らしいジュエリーの「ティファニー」。
気負いないデザインは若い人にも大好評。

2016年11月24日

メトロの駅名は語る 13

Château de Vincennes
シャトー・ド・ヴァンセンヌ (1号線)


1900年に開通した一号線のターミナル、シャトー・ド・ヴァンセンヌは、文字通りシャトーがあった地です。

パリの東にあるヴァンセンヌの森に、12世紀に国王の狩猟の館が造られたのが始まりで、その後、国王の住まいとなり、1270年、聖ルイ王はこのシャトーから十字軍遠征に出かけます。

城壁に囲まれた14世紀のヴァンセンヌ城。

シャトーが大規模に拡大されたのは14世紀。塔がいくつも建築され、城壁が周囲を囲み王の居城にふさわしくなります。

ルイ13世はこのシャトーに長年住み、ルイ14世は「王の館」「王妃の館」を増築させます。塔が重要な囚人の監獄になったのもこのころからでした。

18世紀半ばのヴァンセンヌ城。

1682年、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を居城とし宮廷を移した後、ヴァンセンヌに磁器を作る工房が置かれます。この焼き物工房が後年にセーヴルに移され、セーヴル焼きとなったのです。
 その間も塔は監獄の役目を果たし、サド侯爵、ミラボー、ディドロなどが捕らえられていました。

革命後には武器庫となり、第二次世界大戦中にパリをドイツ支配から解放する激戦があり、その際に大きな痛手を受けました。

ヴァンセンヌ城の主塔(ドンジョン)
このような波乱に富んだ歴史を刻んできたヴァンセンヌ城。その多くが再建されたとはいえ、諸所で昔の面影をしのぶことが出来ます。興味深いのは、革命の犠牲になったルイ16世一家が捕らえられていたタンプル塔が、ナポレオンの命令で取り壊されたとき、ドアのひとつがここに運ばれ主塔(ドンジョン)の一階に付けられいること。重々しく、突き放すように冷たく、異様に黒いドアは、革命の悲劇を語っているようです。
中世でもっとも高い52メートルを誇る主塔からの眺めも素晴らしい。

2016年11月23日

パリの犬たち 103

おそろい
ママンとおそろいでお出かけ。
さぁ、いったいナニがおそろいかわかる?
黒と白のツートンカラーよ。
ママンのバッグとワタシのボディーが同じ色。
ここまでおしゃれなのよ、パリのマダムと犬は。

2016年11月22日

クリスマス ハイジュエリーの輝き 2

世の中が不安になればなるほど、高価なハイジュエリーを買う人が多いようです。ジュエリーは持ち運びが便利。高価なジュエリーに投資しておけば、何かあったときに身につけて移動できる。
そうしたことに無関係な私は、ヴァンドーム広場に居並ぶ宝石店のショーウインドウを見て、ひたすら夢の世界をさまよいます。
ブシュロン
ヴァンドーム広場に最初にブティックを構えたジュエラーにふさわしい
重厚な背景のクリスマス装飾。
ダイナミックなジュエリーが魅力。
ヴァン クリーフ&アーペル
動物や鳥、ジッパーのジュエリーは、そのままメゾンの名を語ります。
ミラーを置いてバックも見れるアイディアがすばらしい。
ショーメ
ナポレオン皇帝ご愛用のメゾンの装飾に、
ヴァンドーム広場中央の円柱は欠かせない。
ナポレオンがその頂上から見守っています。
ピアジェ
とってもロマンテイックでメルヘンの国にいるよう。
この前から動きたくないほどステキ。

2016年11月21日

クリスマス ハイジュエリーの輝き 1

クリスマスはハイジュエリーのお店のディスプレイが格別ゴージャス。
その輝きは目眩を覚えるほど華やか。
ジュエリーが放つオーラをしっかり受けとめてください。
カルティエ
整然とした美しい街並み、エレガントなご婦人方・・・
パリを象徴するメゾンならではのディスプレイ。
   
シャネル
トナカイ、もみの木、純白の雪。
心も体も洗浄されるように爽やか。


ブルガリ
太陽に恵まれた国イタリアで生まれたジュエラーならではの、
明るく楽しい装飾。

2016年11月20日

クリスマス 動物たちが大活躍

地球温暖化が深刻になり、北極の氷が溶けて少なくなっていることを訴えるためか、
今年のパリのクリスマス装飾は動物たちの活躍が目立ちます。クリスマスのステキな飾りを見ると同時に、動物たちへの想いを深めようという配慮がすばらしい。

ヴィラージュ・ロワイヤルの中央のツリーの陰から、
大きなクマが顔を出していてびっくり。もしかして北極クマ?
何か話しかけているような表情が忘れられない。
デパート、ギャラリー・ラファイエットでは
ベビーアザラシがつぶらな瞳で道行く人を見つめます。
私の愛猫、シャトレが持っていたアザちゃんとまったく同じ。
いろいろ思い出して、胸がキュン。

ルイ・ヴィトンのジュエリー店では、イタチ(だと思う)が活躍。
自分と同じ動物たちに、もっと関心を持ってほしいと、
あいらしい姿で訴えているようです。

ショパールのショーウインドウでは、
南極に住むペンギンと、北極に積む白クマがあちこちに立って、
氷が少なくなっているから何とかしてと、一生懸命に呼びかけています。
動物たちが必死に生きていることを再認識しなくては。

2016年11月19日

メトロの駅名は語る 12

Nation
ナシオン (1,2,6,9号線)

「国家」 「国民」という意味のナシオンは、その名からわかるように、国民が団結を呼びかける集会の舞台になることが多い広場です。

この地が脚光を浴びたのは1660年7月26日。南仏でスペイン王女マリー・テレーズ・ドートリッシュと結婚したルイ14世が、ここからパリ入りしたのです。そのために当時は「玉座広場」と呼ばれていました。
ルイ14世のパリ入り記念の凱旋門。
この重要な出来事を記念し、凱旋門が建築されることになり、1670年、最初の石が置かれました。けれども、王が逝去した翌年の1716年には早くも取り壊されます。 

1787年、関税徴収所
時が経ち、革命数年前なると、パリに入る商人たちから徴税する目的で、街を城壁で囲み関税徴収所を数箇所に設けます。そのひとつがここにも造られ、それを飾る2本の円柱も建築されました。

そして革命中の1792年には「玉座転覆広場」と名が変わり、1794年には処刑台が置かれ1306人がギロチンされました。

池の中央に立つ「共和国の凱旋」を表す像。
以前はこのように池と噴水があったのです。
「ナシオン広場」 となったのは1880年7月14日、第3共和政の時代で、フランス革命が始まった7月14日を祝日に決めた記念にこのように命名したのです。
 広場の中央に池を造り「共和国の凱旋」 というブロンズの像が設置され、第一次世界大戦のときには、この像を保護する工夫もなされました。

現在、ナシオン広場中央に誇らしげに立つ「共和国の凱旋」
その後、池と噴水が取り払われ新たな台座が置かれ、共和国を象徴する広場のひとつとなり、デモ行進の出発あるいは終了地になることが多いのです。

中央の女性はフランスの自由、平等、博愛を表す女性マリアンヌ。革命家たちが被っていた赤い三角形のフリジア帽を頭にのせています。古代ローマ時代に解放された奴隷たちがかぶっていたことから、自由の象徴となった帽子です。革命のときには国王ルイ16世もこの帽子をかぶらされました。

そういえば、ルーヴル美術館のドラクロワの名作「民衆を導く自由の女神」の女性も、このフリジア帽をかぶっています。マリアンヌはフランス共和国象徴で、切手にもなっています。

2016年11月17日

天皇陛下のお誕生日祝賀会

11月16日夕方から、日本大使公邸が輝きに満ちていました。
この日、12月23日の天皇陛下83歳のお誕生日をお祝いする祝賀会が開催されたのです。パリではこのように、毎年早めにお祝いします。

金屏風前に飾られた
日本とフランスの国旗がひときわ美しい。
金屏風の前に日本の国旗とフランスの国旗が飾られ、壇の上に木寺昌人駐仏日本大使が立たれ、流れるような美しいフランス語でご挨拶。

 この大使公邸は日仏の友情の館であるとの素晴らしいお言葉に続き、両国の政治関係、経済関係に触れ、文化交流がいかに強かとのお話がありました。

2018年は特に重要で、日仏友好160周年記念の年。「ジャポニズム2018」の大イヴェントを計画しているとのことで、ますます深まる日本とフランス。

最後に、天皇陛下の長寿をお祝いするために乾杯しましょうと結び、招待客全員が晴れやかな顔で日本語で「カンパイ」

久々にお会いした友人たちと和気藹々。
日仏友好をさらに深めました。
その後、日本とフランスの国歌のメゾソプラノのアカペラ。大拍手が響く中、数箇所に設けられた和食のブュッフェに向かい、美味を味わいながら談笑です。
レセプションルームと庭園に用意された大きなテント会場は、大変なにぎわい。日本語とフランス語が絡み合う印象に残る祝賀会でした。

2016年11月15日

カラフルなオ・プランタンのショーウインドウ

ガラス製品の輝きがまぶしいショーウインドウ。
ギャラリー・ラファイエットの白いショーウインドウと対照的なのが、そのお隣のオ・プランタン。色という色が全部集まっているかのようにカラフル。

クリスマスに香水をプレゼントする人が多いパリ。
圧倒的な迫力があるショーウインドウ。
スマホで写真をとる人が多くて、平日でも身動きがとれないほど大人気。
あちこちで「ワーッ、すごい」と歓声があがり、もうすっかりクリスマス気分。
ミュージックも流れていて雰囲気満点。

アートのような靴が勢ぞろい。実際にはかなくても、見るだけで楽しい。
色とりどりのたくさんの品が、それぞれ特有のアイディアで飾られていて、ウキウキ、ワクワクがとまらない。

スイーツがたくさん。お菓子の国を目の前にするようです。
アメリカの次期大統領が、先が読みにくいドナルド・トランプに決まって、世界に不安がはびこっている今、こうした楽しいショーウインドウを見て、元気をもらうのもいいことです。

2016年11月14日

パリの犬たち 102

しつっこ~い
さっき食べたお肉料理の油が、まだ鼻についているの。
はやく取りたい。だってこれから彼女とデートだもん。
ガンバってペロペロしているのに、ちっとも取れない。
ほんとうにしつっこい油だワン。
ナンとかして~ッ!!

2016年11月13日

デパートのショーウインドウ

夢の国へご招待しますと、愛らしいペンギンとクマが誘います。

今年のギャラリー・ラファイエットのウインドウ飾りは、落ち着いていてシック。
白い紙で作った動物や装飾が、電気仕掛けで動いたり、色が変わったり。

淡いブルーから徐々に濃いブルーへと変化して
しかも動くのですから見ていて楽しいし、
心身が洗われるほどさわやか。

カラフルなのはそれなりのよさがあるけれど、白のペイパーワークという独創的なアイディアはいかにもパリ的。シンプルでそれでいて人の視線も心もとらえます。

この豪華船にのって
プレゼントいっぱいの宝島に行けるのかしら、
などと夢が広がります。

クリスマスだからといってプレゼント製品を山のように展示しない感性は、パリならでは。品物をこれでもかというほど並べるのは、アジア的趣味のように私には思えます。

2016年11月12日

戦没兵士ゆかりの地に花束を

祖国のために戦死した兵士の記念碑に
11月11日には花束が捧げられます。
11月11日は第一次世界大戦の休戦記念日で、祭日です。この日にドイツと連合国の間で休戦協定が結ばれたのです。
この記念すべき日の数日前から毎年、祖国のために戦死した人々にちなんだ場の記念碑に、きれいな花束が捧げられます。
記念碑は生誕地であったり、命を失った場所だったり、暮らしていたアパルトマンだったりさまざまですが、そこに飾るどのブーケもフランスの三色旗を表す赤、白、青の花が束ねてあり感動的です。

フランスの三色旗を表す赤、白、青の花を束ねたブーケ。
パリ市の色である赤と青の上に
金の文字で「パリ市長」と書いてあります。
市長からの思いやりあるオマージュです。
第一次世界大戦で戦死した兵士だけでなく、第二次世界大戦の犠牲者の記念碑にも、同じように花束が捧げられています。時代は異なっても、国のために命をかけて戦った人々であるからには、同じようにオマージュを捧げたいということなのでしょう。
現在、11月11日は戦没兵士を追悼する日となっています。

凱旋門にひるがえるフランス国旗。
もちろん、この日に無名戦士の墓である凱旋門でセレモニーがあり、大統領が立派な花束を捧げます。が、街のいたるところに飾られる小さな花束にふと足をとめ、記念碑に書かれていることに目を走らせ、ほんの一瞬でも国のために命を捧げた人に思いをはせることも重要です。

きれいなお花が飾ってあると、子供でも「なんだろう」と思うはず。大人の説明を聞いて大切なことを学べるのです。

フランス人がいかに愛国心が強い国民であるか、毎年、戦争記念日になると再確認します。このような日は国旗がより美しく見えます。

2016年11月10日

メトロの駅名は語る 11

Gare de Lyon
ガール・ド・リヨン (リヨン駅) (1,14号線)

何本ものメトロや長距離列車発着で一年中にぎわっているこの駅は、 19世紀半ばから主要都市のパリとリヨンをつなぐ列車の発着所でした。

1859年2月3日、
サルデーニャ王国のクロチルド王女を迎えたリヨン駅。
1849年に最初に造られたのは木造の小規模な駅でした。
1855年になると利用者も増え、パリ・リヨン鉄道会社により大々的な工事が行われ、立派な天井がつく近代的な駅になります。

1910年、立派な建造物になったリヨン駅。

1900年、パリ万博でメトロが開設されることになり再び改装。その際に、現存するレストラン「ル・トラン・ブルー」も誕生。 
かつて、ノルマンディー地方のカレーからリヨン駅を通って南仏に行く夜行列車があり、車体にブルーが塗られていたために青い列車という意味のトラン・ブルーと呼ばれていました。

ベル・エポックを満喫できるレストラン「ル・トラン・ブル-」
メトロ解説のときに誕生したレストランも、当初は単に「リヨン駅食堂」と、味気ない名だったのが、1963年、「ル・トラン・ブルー」と改名。1970年には歴史的建造物となりました。ベル・エポックの空気が今でも感じられるインテリアがすばらしい。

メトロ、RERに加えて1981年、TGVが開設されさらに大きく変わったリヨン駅は、67メートルの時計台が人気者。オードリー・ペップバーン主演の「昼下がりの情事」の劇的な場面にも登場するリヨン駅には、なぜかノスタルジーを掻き立てられます。

2016年11月9日

サントノレ通り、おしゃれなショーウインドウ

もう、最高に楽しいバッグのブティック。
ときどき動いて愛嬌をふりまきます。
サントノレ通りは歩いているだけで楽しい。なぜって、小物のブティックのショーウインドウが年中変わって刺激があるから。

もちろん、モンテーニュ通りもブランド製品のブティックが並んでいるけれど、高級服がほとんど。そのためにブティックの規模も大きいし、ちょっと気取った雰囲気。

バッグのブティック。カラフルでひときわ目立ちます。
怪獣がとってもキュート。
ところがサントノレ通りは、小粒のブティックが多く、バッグや靴、アクセサリーなど、取り扱っている品も身近なものがほとんど。

靴のブティックの味覚の秋にふさわしい装飾。
製品を最小限におさえたセンスがパリらしい。、
アメリカ大統領がトランプに決まって、大きな変化が見られそうな今、そのために世界中に不安がはびこりそうな今、ブティックの楽しいデイスプレイを見るのは精神の均衡にいい。

この選挙結果は、来年に控えているフランス大統領戦にもかなりの影響を与えそう。イギリスを見ても分かるように、世界が大きな変化を求めていることは確か。日米関係も複雑になるでしょう。どうなることやら・・・
でも、私はひたすらステキなものを見てポジティフに生きています。

クリスマスが近づいて、ますますショーウインドウが楽しくなるパリ。出来るだけ頻繁にお伝えしますネ。