2010年11月7日

メレリオの王妃たちに捧げる宝飾品

王妃たちに捧げる宝飾発表の
素敵なソワレ
フランス最古の宝飾店のメレリオ・ディ・メレーが、王妃たちに捧げる宝飾品を発表。
そのどの作品もフェミニンで気品があり、見ているだけで心が高揚。それにふさわしいモーヴの照明が、ムードを高めます。

ヨーロッパ中の王侯貴族に愛されているメゾンだけあって、様々な国の王妃が古くからの顧客。特にティアラに関しては、メレリオにかなうメゾンはありません。

マリー・アントワネットに
捧げる新作
今回の作品で特に注目を集めたのは、マリー・アントワネットに捧げるビジュー。
彼女はパールとダイヤモンド、ピンクが好きだったので、それを取り入れての新作品。

マリー・アントワネットは初めてメレリオのビジューを見たときに心を奪われ、それ以降いくつもの宝飾品を注文していたのです。

地下のアーカイヴには
顧客のスペインやオランダ王室の
お妃のティアラの写真などを展示。
当時のファッションリーダーだった王妃にならって、貴族夫人も次々に発注。
メレリオは画期的な発展をしたのです。
その時代の宝飾店で今でも続いているのは、メレリオのみ。
創立が1613年というから、約400年もの歴史があるのです。
分厚い顧客名簿を見ると、ヨーロッパ中の王侯貴族の名がずらり。
 現在の当主は14代目。

現当主、フランソワ・メレリオと
他のメゾンの経営者が、次々とめまぐるしく変わっているのに、直径子孫がこれほど長く続いているのは、画期的なこと。
フランスの文化の深さがひしひしと伝わる、
心地よいソワレでした。