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| 記憶の奥に長く残ること間違いなしの話題のミュージカル｢1789 バスティーユの恋人たち｣ photo by Leslie Kee |
フランス史上最大の出来事を、このような形で日本に紹介されるのは本当に素晴らしいことです。
しかも、演出はミュージカルの鬼才、小池修一郎さん。
西洋史に精通し、細部に渡って吟味に吟味を重ね、インパクトがある演出で揺るぎない地位を長年保っている稀有な方。
キャストも豪華だし衣装も凝りに凝っている。
現代に適したロックミュージックで、悲惨なフランス革命を舞台いっぱいに広げるとなると、始まる前からワクワクしないではいられない。
この公演のプログラムに革命当時の情勢の原稿を書いただけに、パリにいながら胸をときめかしています。
フランス革命のミュージカル公演が東京と大阪であると、パリジャン、パリジェンヌに話したら、皆、びっくりして目を見張ります。
そうです。日本人はフランス製品も好きだけれど、フランスの歴史も好きでよく知っていいる国民なのです。
このような日本人をパリで自慢し、日本人であることを誇りに思っています。
今回の公演で、革命に関する興味が更に増すことでしょうね。多くの方に楽しんでいただきたいミュージカルです。
｢1789 バスティーユの恋人たち｣
東京帝国劇場 4月11日～5月15日
大阪梅田芸術劇場 5月21日～6月5日
