不思議な雰囲気の今のパリ。 |
外出禁止令発令から3日目の昨夜、コロナウイルス感染者は10,995人と発表されました。この驚異的な人数にもかかわらず、政府の命令を守らない人が結構多いのは嘆かわしいことです。道路を渡る際に、渡りたいときに渡りたい場所を渡るフランス人。このように自己中心的な国民を動かすのは並大抵なことではありません。それに比べて日本人は優等生だとつくづく思います。
こうした中でほっと心を慰めることもあります。
それはフランス各地の住人たちが一斉に窓を開けて、救助に当たる人々に感謝を伝えたり激闘するために拍手したり「ブラヴォー」「メルシー」と大声をあげること。これはイタリアに習ったことですが、フランスでは夜8時になる毎日繰り返し、それをテレビで報道。このように困難を一緒に乗り越えようと団結心を表現する人もいるのは、救われます。
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