いつも優美な和服姿の節子さんと。 |
今日は渋い色の紬。そのお着物に真紅の帯が、あっと驚くほど鮮やか。
節子さんの着物姿を拝見していると、私も無性に着たくなってしまう。
東京での展覧会を終え、
「パリは今日だけ。明日はスイスの家に戻るのよ」
と、時差も感じさせずにさっぱりおっしゃる。
ふたりでおいしいおそば屋さんで、休むことなくおしゃべり。お互いにいつまでもいろいろなプロジェクトを持ち続けましょうね、と再会を約束して、節子さんは優雅に遠ざかって行きました。
その後姿を見て、再び和服の良さを心の奥深くにじ~んと感じ、新しい本を出したときに、新しい着物を買おうかな、と夢見ている秋。