ストラスブール=サン・ドニ(4,8,9号線)
ストラスブール大通りとサン・ドニ大通りが交差する地にあるこの駅は、多国籍の人々が住み国際色です。
ルイ14世の戦勝記念に、 1672年に建築されたサン・ドニ門。 |
サン・ドニ門は偉大な国王ルイ14世が、ハプスブルクの支配下にあった現在のオランダ、ドイツをめぐる戦いで勝利を得た記念に1672年に建築させたもの。
サン・マルタン門。 |
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革命時の1791年6月20日、チュイルリー宮殿から抜け出たルイ16世一家が、フェルセンが操る辻馬車でサン・マルタンに向かい、その外側で大型馬車に乗り換えました。それがこのサン・マルタン門だと思っている人が多いようですが、残念ながら事実は異なります。
サン・マルタン入市税取り立て所。 ここで国王一家が辻馬車から大型馬車に乗り換えました。 |
一方、サン・マルタン門はパリの中心にあります。
今回のブログを書くために、3冊のフランス語の本で 再確認しました。
これに関しては
「マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋」
に書きましたので、読んでいただけたら嬉しいです。
「偉大な国王は後世に偉大な建造物を残すものです」
と、枢機卿であり実質上宰相マザランに言われ、凱旋門、広場、壮麗なヴェルサイユ宮殿など多くの遺産を残したルイ14世でした。
ストラスブール大通りは、ナポレオン三世の第二帝政時代にパリ大改造が行われ、その際に誕生。1853年に開通したときには、華やかなセレモニーが行われ話題を呼んだものです。
ストラスブール大通り開通のセレモニー。 1853年12月10日。 |