ジョン・ガリアーノ |
ガリアーノによるユダヤ人侮辱発言は2月26日だけでなく、
それ以前の2010年末に、同じカフェであったと届け出があり、ガリアーノは事件があった3区の警察署に出頭。
パリコレをひかえているとあって、報道陣が殺到。ガリアーノはもみくちゃにされていました。
昨年のガリアーノのユダヤ人を侮辱する発言は、たまたまそこに居合わせたクライアントによってヴィデオに撮られていたのです。このような動かせない証拠があっては、ガリアーノは弁解のしようがない。すでにその映像は、インターネットで世界中で見られています。
いかに無比の才能があろうとも、自由、平等、博愛の国フランスでは、人種差別は許されない。特にユダヤ人に関しては、非常に神経を使っているフランスです。
このような国において、ディオール社が即刻決断を下したのは当然のことであり、賢明なこと。
パリコレを飾るディオール社の華麗なショーは・・・
それに関しての発表はまだ。
何しろそれは、ガリアーノの創作なのだから微妙。
この後、いったい誰がディオール社の主任デザイナーになるか、
人々の関心は、すでに未来に向けられています。
チュニジア、エジプトなどで政変が続いている最中でもあリ、
世の中の大きな変化が感じられ、
そうしたときに起きたガリアーノの予期せぬ出来事だけに、
その衝撃は大きい。
PS ディオール社は3月4日に予定されている
プレタポルテのショーは予定通り行なうと発表。