2011年10月28日

シャトレのつぶやき 49 ワタシの秋は「食欲の秋」

食欲の秋はワタシにぴったり
この前は「読書の秋」なんていわれて、ちっともおもしろくない秋だったわ。
でも、やっとママンはワタシの気持ちをわかってくれたみたいで、
「食欲の秋」を実行しているの。

つまり、食べて食べて、また食べているの。
しかも、いつものネコ専用食料品じゃないの。本物、というか、人と同じのをおねだりしているのよ。

たとえば、ママンが食べている鳥のから揚げとか、ヨーグルト。

ヨーグルトは少なめに
しないといけないのよ。
これでは野菜不足と思ったので、ベランダで育っている葉っぱも食べたの。
そうしたら、ママンがおこるの。
「ワーッ! !  君はいったい何しているの。せっかく手入れして育てた
大切な植物を食べて~!」

でもワタシには植物もお野菜も同じに見える。
いったいどこが違うのかしらネ。
人間ってほんとうにわからない
決まりを作るのね。
どっちも同じにしか思えないのに。

まあ、それでも鳥のから揚げもヨーグルトも食べたから、
「食欲の秋」の実感がわいたわ。

お野菜も食べなくては


よかったよかった。

2011年10月25日

サルコジ大統領に娘誕生

サルコジ大統領に娘が誕生。
すでに3人の息子がいる彼にとって、娘が加わったことは、この上ない喜びにちがいない。

サルコジ自身も三人兄弟として育ち、カルラの最初の子供も男の子。
このように男児ばかりだった家庭に、突然、授かった女の子。
これを手放しで喜ばないはずがない。

しかも、現役のフランス大統領に子供が生まれたのは初めてのこと。そういえばサルコジは「初めて」が多い。離婚経験者であることも、再婚者であることも初めて、そして今回の大統領任期中の娘誕生。

そのどれも、彼ならではの大統領スタイルと言える。
大統領官邸のエリゼ宮
何でも「初めて」は勇気いることだし、世の中の進化が感じられていい。

大統領夫妻の娘の名はジュリア。それをカルラはウェブサイトで発表。これも初めてのこと。

トップモデルとしてのずば抜けた容姿、トップ歌手としての魅惑的な声、知性と教養、財産、フランス大統領夫人という地位、息子、そして娘の誕生。

カルラ・ブルーニ・サルコジは、女性が望むすべてを手にしているような人。こういう女性が世の中にはいるのですね。

2011年10月17日

ルイ16世の血か?

フランスでいつも繰り返し話題になっているのは革命。
マリー・アントワネットの本は、手を変え品を変え毎年のように発行されているほど。そのたびに気になって書店で手にとってパラパラと見るけれど、
新しい情報がそう頻繁にあるわけがない。

今回はルイ16世が話題。
今話題になっているのは、ルイ16世が処刑のときに流した血が残っているらしいということ。

イタリアの貴族がひょうたんの入れ物に、彼の血を浸したハンカチを保存していたそう。ハンカチはすでに紛失してしまったが血痕が残っているのです。なぜ、それがルイ16世のだと考えられるかというと、そのひょうたんの外側に、革命家の名やデッサンや文字が刻まれているため。
それほどの容器に入っているからには、重要人物に違いないということらしい。

ルイ16世
幸い科学の力で分析ができ、今判明しているのは、その血の主が男性でブルーの瞳ということ。確かにルイ16世はそれに該当します。

でも、後日に他の人の血が混ざったことも考えられるので、慎重。
タンプル塔で死亡した彼の王子ルイ17世の心臓のDNAと比較することも、
考えているとのこと。但しそれは保存状態がよくなかったために、DNAは難しいかもとのこと。

後はルイ16世の母親の脚があるようで、そのDNAと比較の可能性のあるらしい。それにしても王家の人ともなると大変。墓の中で安眠しているわけにはいかないのですね。いつ、突然、呼び出しがかかるかわからないのだから。

科学分析の結果はいつ発表されるかわからないけれど、
何か情報がわかり次第お知らせします。
私も早くしりたくて、そわそわの日々。

2011年10月15日

アレキサンダー大王の王国展

紀元前3世紀の
アレキサンダー大王の大理石像
中国の故宮展開催中に、ルーヴルはもうひとつ大規模な展覧会を開催。
それが、アレキサンダー大王の王国、古代マケドニア展。
フランスとアレキサンダー大王?
どんな関係?
そう、何だか接点がないようですが、実はあるのです。

アレキサンダー大王が生まれた古代マケドニアは、何世紀もの長い間、謎に包まれてその実態がわからなかったのです。
ところがフランスの考古学者レオン・ウゼイが大掛かりな発掘を行ない、古代に栄華を誇っていたマケドニア王国の君主の宮殿跡らしきものを発見。1855年のことでした。

けれども資金不足や疫病で発掘を断念。
そのまま忘れられていたのが、1977年にギリシャの考古学者間マノリス・アンドロニコスが再開。宮殿跡だけでなく、王家の人々の墓も発見し世界を驚かせました。
その中には、アレキサンダー大王の父ピリッポ二世の墓もあったという貴重な発掘。ピリッポ二世の宮殿は12500平方メートルもあり、
アレキサンダー大王はそこで成長。

ブロンズの兜とゴールドのお面。
招待状にも使用した重要な作品。

引き続く発掘により、金の冠、兜、装飾品、ブロンズの剣、大理石や石灰岩の彫刻、モザイク、色彩豊かな壷、透明ガラスの壷・・・宝物が続々と地上に姿をあらわし、紀元前に栄え今はその姿を消してしまった古代マケドニアが、いかに重要な国であったかを世界は知ったのです。
今回ルーヴルでその主だった作品を紹介。古代の人類がいかに優れた文化を築いていたか伝わってきます。

アレキサンダー大王の大遠征によってその名は知ってはいたものの、
マケドニアが古代において、これほどの文化を築いていたことは、やはり驚異。

このような史跡が土の中に埋もれたままでなくてよかった。
そのきっかけを作ったフランス人考古学者に感謝。

そういえば、ナポレオンが子供のころから憧れていたのは、シーザーとアレキサンダー大王。ナポレオンも彼らのように大帝国をヨーロッパに造りたかったのでしょうネ。彼にこの展覧会を見て欲しかった。

2012年1月16日まで開催。

2011年10月9日

シャトレのつぶやき 48 読書の秋だって?


たまには新聞を読んだらどう?
 「日本ではね読書の秋っていって、みんな秋になると本を読むのよ。だから君も本とはいわないまでも、新聞くらい読みなさいネ」
そういってママンがフィガロという名の新聞を、ワタシも目の前でチラチラさせるの。

でも、ちっともわからない。ニョロニョロした字がどこまでもどこまでも並んでいるばかり。
ときどき写真もあるけれど、どれもワタシの好みじゃないの。

だから、興味を示さない顔をしてそっぽを向いたら、
本箱にのっていたら
カツジと仲良しになれるかな
 「君はほんとうに向上心がないのネ」
だって。
ナンだろう、そのコウジョウシンて。

「どうでもいいから、とにかく活字になれることね。だから、ほら、あそこの本棚にいって、活字と仲良しになりなさ~い」

《ネコと仲良しになるのならわかるけれど、カツジってどんな動物かしら。もしかしておもしろいかも》
そう思って本棚にのぼってみたの。

でも、ちがうのね。ちっとも動物じゃない。そうかといってオモチャでもない。
文字、モジ、文字、モジ。

読書の秋はもうイヤッ!
 こんなのと、とても仲良しになんかなれないワ。
ということで、さっさと本箱にサヨ~ナラ。

ワタシがしっている秋は、食欲の秋だけれど、時代が変わったのかしら。
と、悩んでいる今日このごろニャノ。

2011年10月1日

パリコレのシーズン

9月27日から10月5日まで、恒例のパリコレ。
毎回絶対に欠かさない
ディオールのショー。
そよ風が吹き抜けるような
清新な作品ばかり。
そのためにとても華やいでいるパリです。

この期間に世界中からジャーナリスト、バイヤー、顧客、モデルが大集合。
その人たちの装いが面白い。
特に今年目立つのは足元。
複雑でヒールも高く歩きにくそうだけど、
とてもファッショナブル。
これこそ動くアートとばかりに、それぞれ趣向が凝らされている。

特に目立った足元
パリコレはもちろん各メゾンの新作発表の場。
けれども招待客によっては、自分をアピールする日でもある。
そのために服装もかなり突飛な人もいる。突飛でないと目立たないのが事実。

昼間のショーであるにもかかわらず、そして、人々の視線がランウェイに集中することがわかっているにもかかわらず、カクテルドレスの人もいれば、ロングドレスもいる。派手な帽子をかぶったり、カラフルな奇妙な形のサングラスをかけっぱなしの人もいる。

個性的なおふたり
今年は世界的に大不景気。
でも、パリコレの会場にいるかぎる、それはまったく感じない。現実とかけ離れた独特な世界が形成されている空間だからです。

もちろんショーが終わって外に出ると、いつものパリ。
でも、たとえ30分という短時間であっても、非現実の世界を浮遊するのは心地よいことなのです。

パリコレのために
ロンドンから来た知人と。

つまりこの騒ぎも四回あるパリ。年に四回あるコレクション発表があるパリ。
そのたびに出かける私は、次回は何を着ていこうかと、今から気にかかる。
でも、こうしたことが細胞を刺激し活性化すから心身にいいはず。

そういえば、ファッションにこだわる人は元気で長生きの人が多い。
宇野千代さんをご覧なさい。
88歳の米寿のお祝いに、
振袖を着たではないですか。
彼女は99歳まで女性であることをやめなかった見上げるばかりの人。
だから私もいつまでもおしゃれを楽しんでいたいのです。