2011年10月17日

ルイ16世の血か?

フランスでいつも繰り返し話題になっているのは革命。
マリー・アントワネットの本は、手を変え品を変え毎年のように発行されているほど。そのたびに気になって書店で手にとってパラパラと見るけれど、
新しい情報がそう頻繁にあるわけがない。

今回はルイ16世が話題。
今話題になっているのは、ルイ16世が処刑のときに流した血が残っているらしいということ。

イタリアの貴族がひょうたんの入れ物に、彼の血を浸したハンカチを保存していたそう。ハンカチはすでに紛失してしまったが血痕が残っているのです。なぜ、それがルイ16世のだと考えられるかというと、そのひょうたんの外側に、革命家の名やデッサンや文字が刻まれているため。
それほどの容器に入っているからには、重要人物に違いないということらしい。

ルイ16世
幸い科学の力で分析ができ、今判明しているのは、その血の主が男性でブルーの瞳ということ。確かにルイ16世はそれに該当します。

でも、後日に他の人の血が混ざったことも考えられるので、慎重。
タンプル塔で死亡した彼の王子ルイ17世の心臓のDNAと比較することも、
考えているとのこと。但しそれは保存状態がよくなかったために、DNAは難しいかもとのこと。

後はルイ16世の母親の脚があるようで、そのDNAと比較の可能性のあるらしい。それにしても王家の人ともなると大変。墓の中で安眠しているわけにはいかないのですね。いつ、突然、呼び出しがかかるかわからないのだから。

科学分析の結果はいつ発表されるかわからないけれど、
何か情報がわかり次第お知らせします。
私も早くしりたくて、そわそわの日々。