2012年1月8日

スーパースター、ジャンヌ・ダルク

ドムレミのあちらこちらに
ジャンヌ・ダルクの像があります。
2012年がジャンヌ・ダルク生誕600年記念の年であることが、政治家の間に真剣な競争を呼んでいます。

何しろ今年はフランス大統領選挙の年。現大統領ニコラ・サルコジがジャンヌ・ダルク生誕地、ドムレミに行き、村をあげての歓迎を受けたことから、大統領選立候補者や野党の政治家がぐつぐつ言っているのです。

戦いを失っていた王太子を、勇敢なジャンヌ・ダルクが助け見事に国王の座につけたので、人気が落ちているサルコジが、彼女の援助を期待して、それでわざわざドムレミに
行ったのだとの声が、あちこちから上がっています。

ジャンヌ・ダルクの
生前の唯一のデッサン
極右翼のマリーン・ル・ペンは、なぜサルコジは突然ジャンヌ・ダルクに興味を持ったのだろう、ジャンヌ・ダルクは我々の党の長年にわたるシンボルなのにと非難。それに対してサルコジは、ジャンヌ・ダルクと政治はまったく関係ないと反撃。ジャンヌ・ダルクの生誕地以外にも、この年を記念して祭典を催す都市がたくさんあります。

イギリス支配にあったオルレアンを、彼女が激戦の末開放した5月8日も重要な日。オルレアンではもちろん華々しい行事がある。彼女が5月30日に処刑されたルアンもおおがかりなことをするとのこと。壮大なミサがあげられるかもしれない。パリで彼女が負傷した近くには黄金の騎馬像がある。そこでも何かあるはず。

ジャンヌ・ダルクの生涯を表すフレスコ画がある
ドムレミ郊外のカテドラル
そうなると、ジャンヌ・ダルクが王太子に出会ったシノン城も何かしたくなる。いろいろとあるゆかりの地に、いったいどの政治家が行くのか、これが今後の楽しみ。

フランスの統治者は、カトリーヌ・ド・メディシスを筆頭に占星術師に頼る人が多いようですが、今年ばかりはジャンヌ・ダルクがもっとも人気。

加熱するジャンヌ・ダルク争奪戦。
そのために私も忙しくなりそう。
何故って、やはりどこの行事も面白そうだから。