2018年7月6日

ハイジュエリーの華麗な世界 3

オートクチュール・ウィークにパールの王者ミキモトが、ニュー・コレクションを披露し話題を呼びました。この期間にコレクションをパリで発表するのは、メゾンにとって初めてのこと。

ヴァンドーム広場のブティック内は白いリボンが交差し、精美な空間になっていました。パールと今回のコレクションテーマ「リボン」から生まれた装飾なのでしょう。

ミキモトの店内は真っ白いリボンが交差し、
パールのように清らか。

襟を立てているようなオリジナリティあふれるネックレス。
オートクチュールとの融合の輝きが光っています。

このジュエリーにもオートクチュールのエスプリがたっぷり。
歩くたびにパールが揺れるようで、
シックに装うレディの姿が目に浮かびます。
堅いパールなのに、
布地の柔らかさが感じられる驚異的なクリエーション。

何て優美なカフスでしょう。
パールならではの品格がほとばしっています。

ブシュロンは今年創立160年。
今ヴァンドーム広場に面した本店はリニューアル盛んで、完成したときには、どのような姿を見せてくれるかとても楽しみ。

ニュー・コレクション発表会場はそのすぐ近くのパヴィオン・ヴァンドーム。エントランスから幻想的な世界が広がっていて、圧倒されました。

エントランスを飾るメゾンの象徴のヴァンドーム広場の円柱。
アイビーが絡みながら徐々に上へとのぼっていくテクノロジーに
驚かされます。

もうこれだけでも一大スペクタクル。
アイビーはブシュロンのアイコン的存在です。
濃いブルーのネックレス「夜の花」。
ミステリーを秘めているような色合いから、
大人のエレガンスが放たれています。
圧倒的なヴォリューム感があるアジサイのネックレス。
センターのトルマリン・ローズは42,96カラット。

ひときわの注目を浴びていたジュエリーです。
フェミニンでチャーミングで女性の心を揺れ動かします。
グラフィックなアールデコのネックレス。
エメラルドの落ち着いた光沢が魅惑的。