2024年12月14日

今年最後の首相決定

 2024年は、何と4人もの首相交代があり、政治的、経済的混乱が続いていた年。マクロン大統領は外国企業のフランスへの投資が非常に多いと自慢していたけれど、それが、この不安な状況を懸念して、どんどん減っている。まあ、当然でしょう。

今年4人目の首相に選ばれた
フランソワ・バイル、73歳。
経験豊富で落ち着きがある政治家。

マクロンは大統領任期を全うすると、政府が変わるたびに宣言しているけれど、政治家も国民も不満だらけ。人気はがた落ちで、顔も見たくないし、声もききたくない、などとさえ言われている。今回選ばれた中道派のフランソワ・バイルの組閣と実行力に、誰もが期待を抱いている。

「目の前に立ちはだかるヒラマヤ、多種多様な困難を十分に承知している」
と、首相交代の際に語っているが、前途多難なフランスをどのように救うか。今の状況では、誰が首相になっても成功する可能性は低いと、つぶやく人が多いのも事実。

かつての栄光はいずこに・・・・