2019年3月13日

傘がいっぱい

ここ数日間雨の日が続いているパリ。
一日中降り続ているのでないけれど、外出をためらいたくなります。

そうした中をカラフルなドットの傘をさしながら歩いていると、たくさんの華麗な傘が空にひらめいているのが目に入りました。

何でも気になり確かめないではいられない私は、ロワイヤル通りを横切ってその傘の大軍があるロワイヤル・ヴィレッジに近づくと・・・

注目の的の傘たち。

楽しさがはじけています。

まあ、キレイ。傘が大集合して空を飾っているのです。
あるアーティストの発案で、800ものカラフルな傘をつないであるそう。メリー・ポピンズからこのアイディアが浮かんだとのこと。「人生にカラーを」がコンセプト。いい考えです、大賛成。

雨の日も夢のある楽しい日になりました。

2019年3月10日

メトロの楽しい排気口

ショッピングでいつも通る道路に、ん、何やら見かけないものが動いている。
いったいあれは・・・・と近づくと、メトロの排気口で象たちがフワフワと踊っているのです。そのかわいいこと、かわいいこと💟 
見とれてしまいます。


普段は気に留めることもない排気口。
いったい何事と近づくと・・・

3頭の象さんたちが何やら話し合っているかと思うと、
下から風が舞い上がって突然踊りだしたり。

右側には一人ぽっちの象さんもいるけれど、
彼(彼女?)もときどき体をクネクネさせて踊りを楽しんでいる。

顔もとてもかわいい。車にひかれないように気を付けて。
また来るからネ。

さすがアートの街パリ。
殺風景で味気ない排気口にも、時には人の視線を捉えるような工夫をという配慮なのでしょう。

2019年3月8日

メトロの駅名は語る 117

Buzenval
ビュゼンヴァル(9号線)

パリ郊外の戦地の名です。

プロセインとフランス間の普仏戦争の最中に、パリ西郊外のビュゼンヴァルで戦闘が繰り広げられたのは1870年10月21日、ナポレオン3世の第二帝政時代でした。プロセインによるドイツ統一を阻止するために、ナポレオン3世が挑んだ戦いですが、結果的にフランスは敗北し皇帝は捕虜になりますが、脱出しロンドンに亡命し第二帝政が崩れた戦いです。

1870年10月21日、ビュゼンヴァル城の門を守るために、
死闘を続けるフランス兵。
ビュゼンヴァル城。

第二帝政が終わり第三共和制になっても普仏戦争は続いていて、1871年1月19日、再びビュゼンヴァルが戦地になり、強力な敵の攻撃に耐えきれず敗北を認めます。1871年5月10日フランクフルトで講和条約に調印がなされ、フランスは正式にプロセインに降伏したのです。

ビュゼンヴァル城は9世紀にカロリング朝の国王シャルル2世によって造られ、その後貴族から貴族に売却され、その度に増築、改築がなされました。19世紀の城主キャドル公爵は子孫に恵まれず、自分たち亡きあとは人々の役に立つ施設にしてほしいと遺言を残し、現在は学生寮になっています。

2019年3月7日

カルティエ、ニューコレクション・プレゼンテーション

カルティエの新作発表には飛び切りの興味を抱いています、なぜなら、毎回プレゼンテーションの場所が異なるため。しかも、歴史的に意味があるところばかり。今回は7区の19世紀に建築されたとある邸宅。

ジュエリーとウオッチ、そしてレザーアイテムが二つの階に分けて展示してあり、ガラスケースに入っていないので、文字通り手に取るように見れます。そのためにセキュリティの人も多い。当然です。

カルティエのアイコン、パンテール。
しなやかで気品ある姿をモチーフとしたアイテムは、
1914年からあるそうで、1世紀以上もの長い間人気を保っているのは驚きです。

パンテールのブレスレット・ウオッチ。
寝そべっているようなパンテールの姿が愛らしい。


見つめ合うパンテールたち。
最高に贅沢なブレスレット・ウオッチ。
様々なカラーの宝石をセッティングしてあり、ため息が出るばかり。

スクリーンの女王たちが愛用していたベニョワールと呼ばれるウオッチ。
四角でもなく円形でもなく、何とエレガントなバスタブのフォルム。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ロミ―・シュナイダー、ジャンヌ・モローのお気に入りだったそうで、
3女優の艶やかな写真が飾ってあり憧れを掻き立てます。


眩いばかりのダイヤモンドとゴールドのブレスレット・ウオッチ。
ソワレにぴったり。
この時計に合うドレスのことも考えなくては・・・
と夢は広がります。バッグもシュ―ズもね。



レザーアイテムは、今回はカルティエ・レッド一色。
その中でもっとも高価なバッグ。


ガーランドのモチーフのアイテムもあります。
最近赤いバッグやお財布に憧れているので、私にぴったり。
でも、やはりプライスが気になります。
長期作戦を練らなくては。

2019年3月5日

ディオール ウオッチ&ジュエリーのニューコレクション発表

ロダン美術館でのプレタポルテ発表の翌日、プレタポルテ、ウオッチ&ジュエリー、テーブルウエア発表が3ヵ所でありました。その内のウオッチ&ジュエリーの写真をご紹介します。

発表会場はモンテーニュ大通りの本店階上。
ウオッチは深い森の中に招かれたような演出で,パリにいることを忘れる装飾。部屋の照明を落としているので、濃い緑に包まれたウオッチが際立って見えます。どのクリエーションも息を呑むほど精巧緻密。人が成しえる究極の技の作品ばかり。

すべて本物の植物です、もちろん。
その中にディスプレイされた幸せなウオッチたち。

実用とアートの理想的実現の逸品。

ジュエリーはそれぞれテーマに合ったミニチュアの部屋の中に展示してあり、それ自体がかなりハイレベルなアート。ミニチュアの部屋は壁の目線の高さにはめ込まれているので、見やすい。精妙で夢があり、離れがたいほど魅了されました。


ノルマンディ―地方にある、
クリスチャン・ディオールの実家のテラス。
鮮やかな色合いのジュエリーが華やぎを散りばめます。
ミニチュアの細部に及ぶ精密さに感嘆しないではいられない。

星座に大きな関心を抱いていたクリスチャン・ディオール。
彼へのオマージュともいえる星座のモチーフはラッキーアイテム。
このジュエリーを身に付けたら幸運に恵まれそう。

ムッシュ・ディオールが好きだったトワル・ド・ジュイに囲まれたサロン。
18世紀を彷彿さるルイ16世様式の家具も気品を放ちます。

上のミニチュアの部屋の家具に、
このようにジュエリーが展示されているのです。

本店のサロンへ導くノーブルな階段。
ドレスにいたるまで信じられないほど精巧。
このすべてがミニチュアであることに格別の価値があります。

夢のよう、などという表現ではものたりないほど素晴らしいアイディア。
こうしたディスプレイはこの後どうなるのか、とってもとっても気になるのですが・・・

2019年3月4日

高田賢三さん、80歳バ―スデーパーティ-


レストラン・ルドワイヤンで賢三さんのバースデーパーティー。
色彩豊かなアーティフィシャルの桜があちらこちらに。
まるで花園にいるような装飾が賢三さんらしい。

ファッションウイークの最中に、賢三さんが80歳の記念すべきバースデーを迎えました。世界に名を成す賢三さんらしく、パーティーにも特有のアイディアを発揮し、ここ数年見られないような華やかさ。ゲストはもちろんファッション関係の人が多く、それだけに雰囲気が盛り上がります。

主役の賢三さん。最初は紋付袴。
後半は眩しいほどのゴールドのスリーピース。
華やか極まりない。

青年の清々しさをいつまでも持っている賢三さん。
心身共に若い!!!

会場のレストラン・ルドワイヤンのエントランスの両サイドで、若い日本男児が和太鼓を打ち鳴らし歓迎。もうそこから心が浮き立ちます。中に入るとヴァイオリンの美しい音色が響き、広い会場のあちらこちらに桜の花が満開の木が置かれていて、頻繁に変わるイルミネーションのカラーを受けて幻想的。ちらし寿司、握り寿司、おにぎりなど日本的なお料理もあって、和食大好きの賢三さんらしい。

木寺昌人大使、画家黒田アキさんと話が弾みます。


二人の美女(?!)に挟まれてご機嫌のヘアスタイリストのマサトさん。

数人のヴァイオリン奏者がいつの間にか姿を消し、その後は快適なミュージックが鳴り響きます。最初は紋付袴姿だった賢三さんは、後半は眩しいほどのゴールドカラーに全身を包み、まるで光の国から舞い降りてきたみたいで、会場に歓声があがり祭典たけなわ。

無数のシャンデリアとキャンドルが
パリならではのアンビアンスをかもし出します。

個性的な服装がぴったり。

巨大なバースデーケーキが運ばれ、ブーケやプレゼントを受け取り、最高に幸せそうな賢三さん。その後はもちろんダンス、ダンス、ダンス。

この日のドレスコードはカジュアルシック。
ゴールドをどこかに付けてきてと事前に連絡があったので、
ブレスレットとリングを。
これで正装の高田賢三さんと合います。

80歳は傘寿でそのカラーはゴールド。
招待客全員にサインとバースデーの日付入りの扇のプレゼント。

インヴィテーションカードもゴールド。
賢三さんの笑顔の特製切手も素晴らしい。

80歳の年齢をどこにも感じさせない賢三さん。秘訣は、多分、寛大で親切なお人柄と、常に何かに挑戦する精神があるからだと思っています。

賢三さん、末長くお元気でいてくださいね。そして私たちにいつまでも夢と希望を分けてください。

80歳おめでとうございます。
心からお祝いします。

2019年3月2日

カール・ラガフェルドへのフェンディのオマージュ

カール・ラガフェルドが亡くなって初めてのパリコレ。
話題はもっぱらカール。

そうしたある日モンテーニュ大通りを歩いていたとき、そこに面したフェンディのブティックのショーウインドウが変わっていることに気が付きました。

モンテーニュ大通りに面したフェンディのブティック。
心がこもったオマージュに感動します。

そこには何と、フェンディのためにデザインしたカールのデッサンが数枚飾ってあり、「もっとも美しい旅をありがとうカール。愛をこめて。フェンディ ファミリー」と書いてあるのです。

気負いのないシンプルなオマージュだけに、心の奥まで届く温かみと愛が感じられました。