2012年10月18日

マリー・アントワネットの靴

マリー・アントワネット
処刑から219年後靴が競売に
フランス王妃マリー・アントワネットの靴がパリで競売され話題になっています。
今年はマリー・アントワネットが処刑されて219年目。競売の日は王妃が処刑された10 月16日の翌日の10月17日という凝った演出。

王妃の靴のサイズは36半でシルクの素晴らしい光沢がそのまま残っていて、
それだけに感動が大きい。
もちろん競売には世界中からコレクターが集まり、
予想価格8000~10000ユーロをはるかに越え、62460ユーロで落札。

グリーンとピンクの縞模様にリボン飾りがあるこの靴は、マリー・アントワネットの繊細な趣味が伝わってくるような気品あふれるもの。
競売された王妃の靴
グリーンとピンクの
シルクの靴 サイズは36半
王妃はそれを側近の貴族にプレゼントしていたために、革命を無事に逃れることが出来たのです。

靴の他に彼女のドレスの布地の一部、さらに幽閉されていたタンプル塔で使用していたマフも同様に競売され、それぞれ高値がつき、いかにマリー・アントワネットの人気が高いかと再度フランスで騒がれています。

今後もまた何か出てくる可能性はおおいにあります。
私の友人で、先祖がマリー・アントワネットの側近だった貴族がいますが、彼の家でマリー・アントワネットにちなむ品を見せていただいたことがあります。
競売に出すことはないと思いますが、このように、フランスには多くの宝物が隠されているのもなのですね。