2013年12月3日

カルティエ エキシビション

宝石商の王者と称えられるカルティエの逸品
「王の宝石商、宝石商の王」と謳われているカルティエが、その名にふさわしいエキシビションをグラン・パレで開催。

グラン・パレのサロン・ドヌールで開催
世の中にこれほど美しいものがあるのかと、ただ感嘆、感嘆、そしてまた感嘆。感動があまりにも強いと言葉を失うものなのです。世界中の人が褒めるパリの美観が束になってもかなわないほどの、圧倒的な装飾美がそこにあるのです。

中でも圧巻は王侯貴族の数々のティアラ。眩いばかりの煌きで日常はあっという間にはるかかなたに遠ざかり、夢の世界が目前に開かれます。その地上をこえた煌きは、誰も彼をも幻想の世界へ誘わないではいません。

このような宝飾品を創作する人がいて、それを購入する人がいるのだから、
地球は広いし不思議。本当に同じ地球に住んでいるのかしら、
もしかしたら他の惑星の方々かしら、
などと本気で思ったりさえするのだから、
ジュエリーのパワーは凄い。

グラン・パレが冬の空の下で
誇らしげに輝ききます
これだけの作品を、これだけ揃って見れるときにパリにいられるのは、ラッキーとしか言いようがない。ジュエリーをはじめとし、時計、オブジェなど展示数は600という破格の規模。
このイヴェントのために国境をこえてパリに運んだ作品も多く、しかも個人秘蔵や美術館秘蔵、王家所属、銀幕の女王が使用した眩いばかりの作品もあるのだから、見逃したら一大事、とばかりにプレヴューの日の会場のグラン・パレを動き回るのに忙しいこと。一点一点の前でため息をついているのだから、結構時間がかかる。しかも離れがたいのだから、更に時間がかかる。これが地上の出来事と実感するのにかなりの時間が必要なほどゴージャス。
残念ながらジュエリー撮影はNGで、お見せ出来ません。

モードもそうだけれど、ジュエリーも時代と共に変貌を遂げるのだということを、このエキシビションでわかります。時代を追いながら見ていくと、いろいろと学べて興味も知識も倍増。

たくさんのいいオーラを全身に受けられる
唯一無二の必見のエキシビションです。

グラン・パレ
2013年12月4日ー2014年2月16日