2014年5月9日

第二次大戦戦勝記念日

毎年5月8日はフランス中に三色旗がひるがえります。「1945年5月8日戦勝記念日」をお祝いするために、すべての官庁関係の建物が国旗で飾られるのです。こうした国をあげての祭典日には、シャンゼリゼの両サイドに国旗が整然と並び、共和国親衛隊騎兵連隊が見守る中、大統領がシャンゼリゼを通り、凱旋門の無名戦士の墓に献花します。

勢ぞろいする国旗も、大統領が捧げる花束もすべてフランス国旗の赤、白、青。鮮やかだし、とてもきれいです。このようにして、愛国心が高まるのかも。国旗や国歌にはそうした威力があるようです。


戦勝国のフランスでは、国のために戦い、命を捧げた人々の記念碑がいたるところにあり、戦争記念日にはそうした場にも献花があります。小さな碑にも小さなお花が捧げられているのは、心に染み入る感動があります。