2017年12月12日

新鮮な空気を求めて郊外に

パリも他の大都市と同じように、いくつもの問題を抱えています。
その中で一般市民の生活にとって気になるのが公害。

ときにはエッフェル塔が、かすんで見えないことすらある。
しかも一年に何度も。
この問題を解決するために、パリ市長が車の走行を厳しく制限しているけれど、まだまだ深呼吸したくなる空気ではない。

だから、木や花がたくさんある公園に定期的に行くようにしているけれど、美観を重視しているので人工的な部分も多い。
なので、ときには森に行って、手つかずの自然を体いっぱいに浴びたくなる。

この、自然の美しさ・・・
もう、感激の連続。

葉が全部落ちても魅力的な木々。
水に映る光景がとってもポエティック。
週末にちょっとお出かけしました。
心身をリセットするために結構歩いたけれど、ついでに、というよりこれも郊外に行ったときの楽しみのひとつで、スイーツをいただきました。

暖炉では薪が赤々と燃えている。このように目の前で薪が燃えるのを見ていると、クリスマスに家族がその前に集まって、大きなケーキを分かち合っているほのぼのとした姿が浮かんできます。

お散歩の途中で味わったスイーツ。
見た目にかわいいだだけでなく、お味もかわいい。


赤々と燃える暖炉。情緒があっていい。
体だけでなく、心にも温かさが広がります。
ファミリーをテーマにした幸せな物語りが浮かびそう。
そうです、クリスマスを象徴するケーキ「ブュッシュ・ド・ノエル」が薪の形をしている理由のひとつはここにあるのです。薪はフランス語でブュッシュ、クリスマスはノエル。

趣向をこらした「ブュッシュ・ド・ノエル」が多いから、ついつい誘惑されてしまう。
今年はいくつ食べることになることやら。