2016年7月9日

シャネル 新作ハイジュエリー

麦の穂が最も美しい姿を見せる収穫期を表現するネックレス。
イエローダイヤモンドが特にゴージャス。
マドモワゼル シャネルが幸運のお守りとしていた「麦の穂」。それが今回のハイジュエリーのテーマ。総数62点にものぼる「麦の穂」に捧げるジュエリーは、その成長過程を煌びやかな宝石やゴールド、プラチナなどで描き、鮮烈な印象と感動を与えないではいません。
 
何て優美なブレスレットなのでしょう。
目眩を覚えるほどの輝きが、全細胞を驚喜させないではいません。
麦はマドモワゼル シャネルが子供時代を送った地で、彼女の成長をずっと見守っていたのかも知れません。ピンと真っ直ぐに立つ麦には、凜とした美しさがあり、風に揺れる穂には自由が漲り、陽光を受けて黄金色に輝く麦。

マドモワゼル シャネルにプレゼントした
ダリの絵からインスパイアされた
オリジナリティーあふれるブローチ。
豊穣のシンボルであり枯渇しない麦。踏まれることによってより一層強くなる麦。それをお守りのひとつとしていた彼女は、アパルトマンのインテリアのモチーフとしても多く使用していたほど。友人のダリは、そうした彼女に麦の穂を描いた絵をプレゼントしました。

黄金色の麦の穂を束ねた
ブーケのフォルムの置き時計。
時計を取り外すことも出来ます。
再生するパワーを持ち、豊かに実り、美しい金色の穂をなびかせる麦。その強い生命力がマドモワゼル シャネルを守っていたとなると、「麦の穂」のジュエリーのひとつひとつに彼女の魂が生きているように思えてなりません。

2016年7月8日

デビアス ニューコレクション

生花が芳香を放つイギリス庭園の中に、優美な姿のジュエリーを飾る発想。
卓越したクオリティーのダイヤモンドを誇るメゾンならでは。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
このフレーズを象徴とするデビアスのダイヤモンドには、やはり、格別な気品がみなぎっています。

ロンドンへのオマージュと愛を、
背景の詩情あふれる写真とジュエリーで表現。



今回のオートクチュール期間にデビアスが披露したジュエリーは、ロンドンへのオマージュ。都市の姿にインスパイヤーされています。
会場に入った瞬間に目を奪うのは、壁を飾る無数の生花。華麗なバラやアジサイが、愛らしい小さな花と相まって、イギリス庭園を形成しているのです。床には本物の芝生が植えられ、敷石も整然と並べられています。緑香る庭園に招かれたようで、喜びで顔が一挙にほころびます。

アシンメトリーのデザインが現代的。
その革新性が素晴らしい。
「ダイヤモンドの王者」と呼ばれるメゾンだけあって、ジュエリーはトップクオリティーのホワイトダイヤモンドばかり。永遠に続く輝きを散りばめるどの作品も、カットとセッティングで最高のきらめき。改めてホワイトダイヤモンドの良さを堪能しました。
イギリス庭園と美を競い合う4人。
左から大竹さん、私、富澤さん、加藤さん。

2016年7月7日

ショーメ 新作ハイジュエリー

幻想的な深紅のユリの花。
赤いユリの中は、
ご覧の通り赤い貴石のジュエリー。
革命以前の1780年に創立した由緒あるジュエラー、ショーメのニュー・コレクション発表は、ヴァンドーム広場に面した本店で行なわれました。

アーティステイックな植物の歓迎。
驚きと感激で歓声をあげないではいられない。
今回のテーマは自然。
重厚なカーペットを敷き詰めた幅広い階段をのぼり、中に入った途端、思わず歓声をあげてしまいました。背の高いアーティスティックな植物が、両サイドだけでなく天井にも並んで大歓迎なのです。
その先は鮮やかな深紅の花装飾の大きなサロン。中央には、もちろん、赤い宝石を散りばめた、目も心も奪うジュエリーが展示されています。

サファイアの大きさと輝きに目眩を覚えます。
奥のサロンに足を運ぶと、豊かに育つ麦や、幻想的な植物とジュエリーが相まって、夢の世界へといざなってくれるのです。
こうした息をのむほどの演出は、さすが優れた美意識のメゾンならでは。

ショーメ・ジャパンの渡辺さんと。
自然への想いを表現するジュエリーは、ショーメが大切にしているテーマのひとつ。ナポレオン一世の妃ジョゼフィーヌは、優雅になびく麦を描くティアラをショーメにオーダーしました。今回、その貴重なティアラも拝見できたのは、意義あることでした。

2016年7月5日

オートクチュール コレクション

エレガント極まりないロングドレス。一度くらい着てみたい。
2016-17 秋冬オートクチュールコレクションの発表で賑わいが戻って来たパリ。
やはりパリは、このような華やぎが良く似合う街 。

タイのプリンセス。
モードに格別の関心を抱いていらっしゃいます。
待望のディオールのコレクション発表は、モンテーニュ通りの本社のサロンで行なわれました。エントランスの前はカメラマンが雛壇状に待ち構えていて、女優や歌手、そのほかのセレブリティが、 艶やかな姿を見せるたびにシャッターをきる音が一斉に響く。カチャカチャと結構楽しい音です。

コレクショソにちなんだ白いブーケが、
入り口でお出迎え。
中に入ると白一色の満開の花が豪華に生けられているのが見え、
「もしかしたら今回のテーマが白なのかも」
などど、心を弾ませて階段をのぼると、あちらこちらにアジサイを主とする純白のブーケがたくさん飾られ、椅子も白。それだけでなく、壁もこの日のために新しく塗り替えたようで、輝くばかりの白。ところどころにゴールドがあり、気品ある華麗さをかもしだしています。

ゲランのミューズ。ナタリア・ヴォディアノヴァ。
「5人の子供がいるの」
と気さくに話すトップモデル。
それにしてもこのチャームとスリムな肢体は素晴らしいの一言。
創立者クリスチャン・ディオールがそうであったように、今回のショーをメゾンで開催しただけあって、その原点を彷彿させるかのように、「バー」ジャケットを基本とする作品が目立ちました。
いつの世にも愛される不変の 「バー」。そこに現代性を加味し、若い息吹を吹き込んだ作品は、どれも不必要なものを取り除いたピュアで、爽やかで、体に負担をかけないような優しさがあり、この上なくエレガント。

白と黒だけのこのコレクションは品格があり、澄み切った空気を心身で味わった印象を受けました。招待客のセリーヌ・ディオン、マリオン・コティヤール、ジョニー・アリディもきっと魅了されたことでしょう。

2016年7月3日

カルティエ 新しいジュエリー発表のソワレ

ゴージャスで個性的なネックレスとブレスレット。
エメラルド、ダイヤモンド、イエローゴールド。
常に画期的なアイディアと、それを形にする熟練のサヴォワールフェールで、世界中の人々を魅了し続けているカルティエが、またまた驚異的なジュエリーを発表。
テーマは「カクテュス」。
そうです、温度差が激しい砂漠に育つ、強い生命力を持つあの植物。

ヴォリュームがあるパワフルなブレスレット。
ダイヤモンド、ラピスラズリ、イエローゴールド。
自然界の様々な不思議が集まって、個性的な姿を形成し、鮮やかな色合いの花を咲かせるカクテュス。そこには視線を捕らえないでいないパワーがあります。

本物のカクテュスも今宵を共に祝います。
カルティエによってジュエリーになったカクテュスは、ヴォリュームがあり、自己主張があり、繊細で華麗。
「カクテュス ドゥ カルティエ」がかもし出す存在感には、魂に届くような忘れがたい輝きが息づいています。

自然の恩恵を味わえるお洒落な絶品ばかり。
このコレクションの発表は、エッフェル塔が見えるトロカデロの会場で行なわれ、カクテュスの生まれ故郷、砂漠の近くにいる思いを抱かせる装飾。さすがこだわりのカルティエ。

嬉しさを隠し切れない私たち。左から夏実さん、私、水戸さん。
お料理はどれもこれもお洒落。 洗練された盛り付けもお味も、最高でした。途切れることがない会話をはさみながら美味を楽しんだ後、テラスで軽快なミュージックに乗ってダンス。

テラスに灯された明かりとエッフェル塔のイルミネーションに心を浮かせながら、
終わりなき夜会は真夜中過ぎまで続きました。


ジュエリーのような煌びやかな輝きに満ちた、パリならではのソワレでした。

2016年7月2日

カルティエ現代美術財団で「グレイト アニマル オーケストラ展」

宮崎学さんの作品。
次々に優れた現代アートを紹介しているカルティエ現代美術財団で、アニマルをテーマとした「グレイト アニマル オーケストラ展」を開催。写真家の宮崎学さん、音楽家の坂本龍一さん、美術家の杉本博司さんほか、様々な国籍のアーティストのグループ展です。

杉本博司さんの作品。
それぞれの特有の感性で捕らえた動物や鳥の生活、動き、愛の表現の仕方など、思いがけない姿が見られ、大変興味深い展覧会です。

多くの作品を観賞した後、パリが一望出来るカルティエ現代美術財団のテラスで、格別な才能を持つアーティストたちと、楽しくオリジナリティあるランチ。
前々から尊敬している坂本龍一さんとお話できたことは、この上ない幸せでした。
いつまでも大切にしておきたい思い出です。

2017年 1月8日まで開催。

2016年7月1日

ラリック ハイジュエリー


鮮やかな配色がゴージャスなネックレスと
右下はインパクトあるブレスレット。
ダイヤモンド、パール、サファイヤ、
そして、もちろん、クリスタル。
黒のシンプルなドレスにぴったり。、
高級クリスタルで世界に名を轟かせているラリックが、うっとりするほどステキなハイジュエリーを発表。コンテンポラリーでありながら、伝統美のスパイスをさらりと入れている逸品。色彩にもデザインにも見られる独創性が印象に残ります。
今回特に目立ったネックレスのご紹介です。