2011年5月1日

100人のアーティストによるチャリティーコンサート

100人のアーティストによる
コンサートのプログラム
日仏のアーティスト100人が集まって、東日本大震災被災者のためにチャリティーコンサートをガヴォー・ホールで開催。4月30日のことです。

この素晴らしいアイデイアを持ったのは、ショパンの曲で日本で人気があるジャン・マルク・ルイサダと、実力派女優マーシャ・メリル。
この2人に日本人数人が加わり、3週間弱という短期間の準備で、大胆ともいえるコンサートが実現。

朝11時に始まる最初のコンサートから、21時開始の最終のまで、5つのコンサートからなる日本に捧げる音楽の1日。
齋藤泰雄駐仏日本大使、吉川元偉OECD 日本大使、竹内佐和子パリ日本文化会館館長もおいでになり、その重要性を示してくださいました。

親日家のシルヴィー・ヴァルタンは
3曲歌いました。
ほとんどがクラシックの演奏。特別出演は親日家のシルヴィー・ヴァルタン。
有名、無名を問わず、これほど多くのアーティストが快くボランティアで出演してくださったその心が、被災者に届けばと願っています。

このように、震災が起きて一ヶ月以上たちますが、フランス人は被災者のことを忘れていません。
日本人の繊細な心情を、美しく表現する作品を生み出した小津安二郎監督の映画を、ほんとうに理解できる感性を持つフランス人。
彼らは一時期ではなく、永遠に続く友情を日本に抱いているのです。

チャリティーショーは、フランス各地で様々な形でまだまだ続いています。
一緒に頑張りましょう。