2011年5月15日

大成功の「美術館の夜」

長い行列のルーヴル美術館
21時30分ころ
文化国家フランスの名にふさわしく、5月14日の「美術館の夜」は大人気。
パリをはじめどの都市でも、多くの人が繰り出し大にぎわい。

この日はすべての美術館、博物館、そしていくつかのシャトーが夕刻から真夜中まで入場無料。
それに加えて、この日ならではのイヴェントがあるのだから、関心をひかないわけがない。

特別な展示をする美術館もあれば、中庭でコンサートを催したり、作品に囲まれながら詩の朗読をする美術館もある。アクロバットやダンスが登場することもある。ライトアップでいつもと異なる顔を見せ、人々を魅了する博物館もある。

夕焼けがとてもきれいな
寒い日でした。
5月にしてはとても寒いこの夜、どこの美術館に行こうかと、案内書を手に動きまわっているパリジャンやツーリストで、夜が遠くに去ってしまった感じ。
もちろんレストランやカフェも遅くまで営業。

2005年に最初の「美術館の夜」が催され、今年で7年目。今ではヨーロッパ中に
広がり、文化への関心を高めることに大貢献。
やはりフランスは文化への特別な想いがある、いい国です。