2011年6月15日

あれから3ヶ月

東日本大災害から早くも3ヶ月が経ちました。パリで様々な支援活動が行なわれていることは、ブログで度々おしらせしました。

時の流れと共に、こうした活動が薄れていくことが多いのですが、パリでは今でも活発に続いています。

6月14日には、重要なイヴェントがふたつもありました。
ロシア大使館での犠牲者に捧げるクラシック・コンサート、そして外務省での義援金を集めるためのチャリティー・ディナー。

偶然同じ日の、しかもほぼ同じ時間。
齋藤泰雄駐仏日本大使ご夫妻はその両方に出席するという素晴らしいご活躍。私はというと、どちらにするかさんざん迷った末、ロシア大使館のコンサートに行くことに。

まず、駐仏ロシア大使のお言葉、駐仏日本大使のお言葉に続いて、全員起立して一分間の黙祷。

パリの街角のお花を
お届けします。
大の日本びいきですでに25回も日本に行った、セルゲイ・マルコロフの卓越したピアノ演奏でコンサートが始まりました。哀愁をおびたヴァイオリン、この日のためにウクライナから来た子供の透き通るような歌声、力強いピアノ、そしてまた歌・・・

「ロシアはフランスと並んで最初に日本に援助を行なった国」という齋藤大使のお言葉にあったように、心の奥底に触れるあたたかみあふれる素晴らしい夕べでした。

このように、日本は決してひとりではない。
一緒にがんばりましょう。