2011年6月27日

大使公邸で日本酒の紹介

齋藤泰雄駐仏大使の
ご挨拶
6月24日、在仏日本大使公邸で日本のお酒の紹介がありました。

素晴らしいのは、東日本大災害の被害にあった東北地方のお酒を中心として、11種類もの日本酒を紹介したこと。

日本酒の勢ぞろい
岩手県知事もおいでになり、貴重なお言葉を述べられ、いかに日本が一致団結して再建に努めているか、そしてその必要性があるかが伝わり、出席した人々が何度もうなづいていたのが、深く印象に残りました。

フランスのレストラン関係者をはじめとし、
 ジャーナリストも多数出席。
その中には「ル・モンド」や「ゴー・ミヨー」の食の大家もいて、熱心にそれぞれのお酒の味の違いを吟味。
「やはり日本酒はおいしい」
と顔をほころばせているのを見て、なぜか私まで幸せな気分。
外国に住んでいると、
祖国をほめられるのは本当に嬉しいことなのです。

和食はもちろん
フレンチと日本酒も相性がいい
日本酒がいかにフランス料理とあうかということを、実際に理解するために、お寿司のほかに、生ハムやチーズ、フォアグラなど、どれも食べやすい大きさで用意され、美味と美酒を味わいながら日仏の会話もはずむ、有意義な午後のひとときでした。

フランスレストランや自宅で日本酒が愛飲される日は遠くない。

フランス人が多数出席

何しろ、小津監督による日本人の微妙な心の動きの映画を、きちんと理解するフランス人なのだから。