2013年5月18日

最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇


新刊のお知らせです。
タイトルは写真でご覧の通り
「最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇」
                講談社+α文庫

ヨーロッパの歴史に多くの痕跡を残し、
今なおオーラを放っているハプスブルク家。
長い歴史を誇るこの名門を、
いつかの日にか本にしたいと思っていました。
それが今回実現し、とても嬉しいです。

ハプスブルク家は、結婚政策により国土と勢力を広げ、
ヨーロッパに大帝国を築き、
700年もの間君臨していました。
そのために、歴史に刻んだ栄華は数知れないほど多い。

けれども、悲劇が何度も襲ったのも事実です。
ハプスブルク家の長い歴史を紐解いていくと、
世界を驚愕に陥れた悲惨な出来事は、
不思議なことにマリー・アントワネット以降に連続的に起きているのです。

そこに焦点を合わせて書いたのがこの本で、
5つの章に分かれています。

  最期の日のマリー・アントワネット
  メキシコに散った若きマクシミリアン
  ルドルフ皇太子の悲惨な情死
  レマン湖のほとりで終焉を迎えたシシー
  サラエヴォに轟いた銃声 フランツ・フェルディナント大公夫妻暗殺

難しい表現を避け、気軽に読める文体で書きました。
たくさんの方々に読んでいただけたら、
とても、とても、とても幸せです。